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死ぬことを意識して生きる

ここ最近著名な方が亡くなると、「ああ、あの人が。」と思う。
昔はそういったニュースを見ても、知らない人だなあと思っていたのに。
知っている人が亡くなることが増えたということは悲しいことだけど、それだけ自分も生きてきたということでもある。

今年の年明けすぐに投資家の山崎元さんが亡くなった。
投資の考え方の基礎は山崎さんから学んだと言っても過言ではない、私の師匠であった。投資の目的を固めた上で基本となる考え方を解説されるスタイルはとても勉強になった。

師匠と言っておきながら、山崎さんが癌を患っていたことは知らなかった。
山崎さんから老後資金の形成方法を学んでいた身としては、彼自身がその老後を身をもって体験できなかったことが惜しい。
山崎さんの書いたnoteを見ると、癌と向き合いながらもそのライフステージによって投資の考え方を見直している姿を見て、さすが。と思った。

彼自身がどのような結末を予想していたのかは分からないが、それにしても早すぎる死だったと思う。彼の死を知って思ったことは、やっぱり人はいつ死ぬか分からないなと。悔いのない人生だったと最期に思えることがどんなに幸せか。
明日死ぬと思って今日を生きるというのはあまりに非現実的すぎてなかなか意識しづらいが、月に1度くらいは自分の行動を振り返ってみようかなと思った。

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