社内連携やルーティンワークも自動化 アルプ流 Zapier の活用方法
こんにちは。アルプでChief Architectをしている @naokiainoyaです。
アルプは、 SaaS を筆頭にサブスクリプションや継続課金型のビジネスを行う企業向けに、今までExcelや自社開発がスタンダードだった契約や請求の管理を SaaS として提供する Scalebase というプロダクトを開発しています。
業務中は、お客さまの問い合わせ対応から、採用オペレーション、メンバーとの会話に至るまで膨大なやり取りが発生します。処理や社内の連携などに時間を割かれれば、見落としや対応漏れなどが発生しかねません。
アルプでは、これまで手作業で行っていた業務を、タスク自動化ツールZapier を利用して時間や労力を最小限に抑えています。
お客さまの問い合わせ対応での Zapier の活用例は、先日 VP of Sales の毛利が弊社 note でご紹介しているので、今回の記事ではその他のワークフローをお話します。併せて、弊社前川によるZapier活用事例紹介もご参照ください。
times-all-timeline
弊社は、コミュニケーションツールに Slack を採用しています。各メンバーはそれぞれ分報チャンネル(以下、times)を作成し、日々の業務に関することの他、考えやつぶやきなどさまざまな情報を社内に公開しています。
それぞれのtimesを確認するには、手間も時間もかかるので、全 times の発言を一つのチャンネルに集約しています。
日報連携
各メンバーは、times で日報を書いています。業務日報スタンプとともに投稿すると、日報チャンネルにも全ての日報が流れます。
オー◯ド博士
某アニメのキャラクターのように、知らない単語を「XXX とは」と投稿すると、その意味を教えてくれます。誰かに聞くまでもないような小さな疑問は、簡単に解決できます。
休暇予定 to Slack
Google フォームで休暇予定を出すと Slack に通知されます。勤怠管理チャンネルに投稿されるので、メンバーが休みかどうか把握できます。
雑な指名bot
Slack のユーザーグループへのメンションは、お見合いになってしまい、対応が遅れがちです。メンションされたユーザーグループからランダムに1人指名し、指名された人の times にお知らせが行く雑な指名 bot で初動の対応者を明確にしています。
ThanksCard配達員
アルプでは、Google フォームで Thanks Card を送り合う文化があります。クォーターごとにまとめられる Thanks Card で、感謝の気持ちを本人に伝えられます。
週報作成くん
弊社では、毎週金曜に今週のリリース共有や、短いプレゼンテーションなどを行う「週報」という会を実施しています。週報作成くんは、Notion 上に週報のフォーマットを自動で作成し、Slack でメンバーにアラートします。
ノビルくん2号
以前、ノビルくんというチームのメンバーを互いに褒め合い、毎月末に「最も褒められたエピソード」と「贈った人」「貰った人」を表彰する bot を導入していました。メンバー間の信頼感を醸成するとても良いサービスでしたが、残念ながら提供が終了してしまったので、自分たちでノビルくんをオマージュしたbotを作りました。
※「ノビルくん」は株式会社トラックレコード様によって提供されていたサービスです。
例えば Thanks Card を送ったときに、一緒に盛り上げてくれます。Google スプレッドシートに貯めてある褒め言葉からランダムに抽出して Slack にコメントしています。
まとめ
ご紹介したフロー以外にも採用系の業務の他、日々のちょっとした作業を Zapier を使って効率化しています。Zapier の特徴は、エンジニアリングの専門知識がないメンバーでも簡単に操作できる点です。無料プランでも、少し試せるのでまだ使っていない方はぜひ試してみてください!
終わりに
アルプでは積極的にメンバーを募集しています。今回の記事を見てご興味を持ちましたら、是非以下の採用ページからご応募お待ちしております!
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