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#001 『開業届』

何日か前に、品川税務署に開業届を提出してきた。
まだ書類を出しただけだけど、気持ちの上では大きく前進した気がしている。

自分自身への忘備録でもあり、また、これからビジネスを始めたいと考えている人に私の足跡が少しでもお役に立てばと思い、開業にいたった経緯やビジネスの成長と軌跡を、noteに記録したいと思う。
(ちなみに、これが私にとってのnoteデビューです)

まずは自己紹介から。

新卒から22年間お世話になった輸入家具メーカーC社を退職したのが2021年1月。その会社では主に、コントラクトと呼ばれるプロ向けの法人営業と、直営店における富裕層向けのリテールビジネスを経験した。

この2つは性質が異なりつつもC社の両輪となるビジネスで、両方の現場とマネージメントを経験できたことはとても貴重なキャリアだと思っているし、本当にたくさんのことを学んだ。数多くの優秀な仲間や、素晴らしいクリエイター、尊敬できる顧客に出会えたことは、わたし自身の宝物だと思っている。

C社を辞めた理由は、22年間の中で自分が納得できるレベルのやり切った感が持てたことと、もっと現場に近いところでクリエイティブな仕事がしたいという想いと、何より、自分の視野を広げる環境に身を置きたいと思ったからだ。

世界的に人気のデザイナー、パトリシア・ウルキオラ女史とわたし。

その後、日本を代表するプロダクト系のデザインファーム(将来は日本を背負うであろう)で1年程、プロデューサーとして働いた。

短い期間だったが、新素材開発、コンセプトモデルの企画提案、商品開発、イベントプロモーション等、レベルが高く濃度の濃い素晴らしいプロジェクトをたくさん経験することができた。

いま振り返ってみても、私のいたチームはとても高いレベルのアウトプットが出来ていたと思うし、その中で出会った独立系のクリエイターや、志の高い大企業やスタートアップの人達のエネルギーに魅了されたことが、わたし自身の独立の後押しにもなったと感じている。

あるブランドのコンセプトムービーの撮影で訪れた伊勢神宮。
瀧原宮の大木に圧倒される。
  • 自分の可能性を信じて、自分自身の人生を応援する人になりたい。

  • 自分のアイデアには価値があり、新しい何かを創造する力がある。

  • 世界を変革するような大きな取り組みでなくても、手の届く範囲で小さな幸せや笑顔を生み出せたらいい。

それを実現するためには、自分で舵を切れる環境に身を置かなければと思い、会社を辞めるという決断をした。

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