【筋トレは「トレーニング」ですから何かの能力を高める活動であるはずなので、キツイと良いのではなく、「何が向上した」のかが重要】

トレーニング指導をしていると、
やたらキツイという感覚を求める方や

「追い込んで欲しい」

と要求される方が一定数いらっしゃいます。
 
 
筋トレはキツい時や追い込む必要が
ある時もありますが、
 
====
何をどのくらい高めたいのか
====
(どこの筋肉を大きくしたい、細くしたい、筋力を高めたいなど)
 
これによって調整しますので、
 
高強度な筋トレをして
「キツかったー」
「めっしゃ疲れたー」
であっても、

-------- 
目的とする筋肉や動作の向上がなければ、
--------
意味を持たないはずです。
 
 
しかし、人間の気持ちは複雑ですから、
他人が矛盾を感じていても、
本人は満足であるケースも多々あるはずです。
 
運動の苦しさが、
ストレス発散や、効果を感じるシグナル、
次のトレーニングへの
モチベーションになっていたりと、
様々でしょう。
 
 
ですが、
プロのパーソナルトレーナーとしては、
見過ごす訳にはいきません!
 
 
理由は、
 
身体の準備ができていないのに
高い負荷を身体に与えたら
怪我をさせてしまい、
効果を出す、向上を目指すどころでは
なくなるからです。
 
 
それと、何のためにしている事か、
はっきりしないでやっていたら、

「時間の無駄じゃない?」という事。
 
 
間違った方向の努力をすると、
効果が出るのが遅くなりますし、
やっている事が実は、
ゴールに向かっていない事だってあります。
 
少なからず、キツい、疲れるのが
筋トレですから、
やった事が漏れなく効果に
つなげたいじゃないですか。
 
 
せっかくの「筋トレの時間が浪費」
にならないように、


筋トレも効果を出すには、

「急がば回れ」
  
 
まずは徹底したフォーム習得から。
 
 
フォームが上手くできなければ、
身体の硬さが要因なら柔軟性を高めるし、
動かせない関節があれば
そこを動かすアプローチをする。
 
そして、毎回1種目終わる毎に、
○鍛えたかった筋肉に効いていたか?
○太くしたくない筋肉に疲労感はないか?
○姿勢は良くなっているか?
(正しく筋トレすると姿勢が良くなった感覚があります。)
 
これらをチェックして、
効果実感を得られると

どんどん身体が変わっていくはずですよ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?