Throw back

4月1日。13時23分。

移動のバスの中で書いている。

遠路はるばる岩手へ向かっていて、

出発から5時間が経ちました。

まだまだ先は長いのだけど、既に腰とお尻が悲鳴を上げている。

後ろの誠也さんがちょっかいをかけてくるようになった。

耳に息を吹きかけてきたり、髪の毛触ってきたり。

流石にもうやる事が無くなって、暇なんだと言っている。

それは僕も同じで、一通りやる事はやった。

出発してしばらくネットサーフィンをして

次第に強い睡魔に襲われ、爆睡。

それから起きて本を読み、YouTubeとNetflixを観た。

あまり一つの事をやり続けると酔ってしまうから短いスパンでそれぞれを繰り返す。

そしてその繰り返しの中で、今こうして文章を書いている。

こんな時、自己投資のために何か有意義な時間の使い方をしたいなぁと常々思う。

興味のある分野の本を電子版で買っているやつを読もうか。

こういう時こそ勉強のための時間に当てたい。

でも集中できるだろうか。という言い訳から手がつかない。

ダメだなぁ。

まぁでも酔うかもしれないし。

これも、言い訳。

絵でも描こうか。

最近また絵を描くのにハマっていまして。

いや、それこそ本当に酔ってしまうか。

んー。

隣ではムラコが窮屈そうにiPadで何かを観ていて、

前に座ってる福ちゃんはぼーっと外を眺めている。

なんか後ろから話声がすると思ったら誠也さん、今度は電話をしているみたい。

電話越しでも変わらないテンション。

なんかもう、ほんと面白い人だなぁ。

電話終わったらまたちょっかいかけてきそうだから

今度は無視してみようかな。（笑）

文章を考えながらふと外を眺めると、

一面田んぼが広がっていて、一本の大きな川が通っている。

ここからはとても澄んだ綺麗な川に見えるけど、実際はどうなんだろ。

その横には満開の桜が連なり、咲き乱れていて

古き良き日本的なものを感じる。

でもよく見てみると、道路はきれいに整備されていて、

その美しい風景とはなんともミスマッチで

自分が現代に生きているんだと実感せざるを得なくなる。

カメラを持って出かけたい。

衝動的にそんな気持ちに駆られる。

最近、全然撮りに行けてない。

自然に囲まれてその良さを切り取りたい。

虫は大嫌いだけど、自然は好き。

でも虫たちも食物連鎖の中にいて大きな役割を果たしているんだと思うと、

邪険には出来ないなとも、思う。

心の底から大嫌いだけど。

それから、新しいレンズが欲しい。

単焦点レンズが良いらしいけど、どうなんだろう。

個人的にはズームしながら調整するのが好きなんだよなぁ。

でも単焦点レンズは手軽に買えるし、とりあえず買ってみようか。

ものは試しってやつ。

そんなことを考えてたら

ぐーーーっとお腹が鳴った。

この終わりの見えない文字の羅列に、終止符を打つかのように。

お昼休憩はまだかなぁ。

下書きに残ってたのを完全に忘れてたので更新。ちなみにその後、単焦点レンズは買いました。持ってて損はないかなって感じ。