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最終章 それでも僕はプレーする

みなさんこんにちは、なおきです!

今回がラスト!

ヘタでも怪我があっても

それでも僕はプレーしたい!

スポーツは誰もが

トライできる自由なものです!

みなさんもスポーツなどの経験を通して

大切なこと思い出してみませんか。

ではもう少しだけ

お付き合い下さい、どうぞ!

前章ではひとときの

公式戦のあるシーズンを過ごし

怪我と気持ちの違和感をきっかけに

中新田FCを退団することを決意。

その後は半年ほど

膝のリハビリに

時間を費やしました。

そんな中やっぱり

サッカーが好きなんだな

と思う出来事がありました。

ある日父親が仕事から帰ってくると

マリノスの試合のチケットを

もらってきていました。

しかもS席で観戦できるチケット!

父親はスポーツ好きですが

もっぱらの野球ファンだったため

その当時は興味が薄く

サッカーやってたんだし

見てくれば?ということで

僕はプロサッカーを見に行く

機会に恵まれました。

実を言うとそれまでは

土日にサッカーをしていたので

Jリーグを見に行く機会は特になく

テレビ放送もほぼやっておらず、

プロサッカーというものを

あまり見たことがありませんでした。

(というか、この時でさえまだ観に行くことはつまらないと思っていた。。。)

最後に見たのは小4とかそのあたりで

サッカーという競技に

出会ってから間もない時で

まだまだサッカーの面白さが

あまりわかっていないことも

あったかもしれませんね。

実際に試合会場に行ってみると

スタジアムでの雰囲気や選手の巧さに

度肝を抜かれ、ただ単純に感動したことを

よく覚えています。

普段サッカーをやっていたからこそわかる

一人ひとりの選手の巧さ

どこからそんな声が

出てるんだろうという応援。

そこからサッカーに対する意識も

より強くなり

またサッカーがしたいと

思うようになっていました。

同時にリハビリも順調に進み

膝の痛みも減ってきたため

6月あたりからミレニアムに復帰して

練習量も徐々に増やしながら

自然と次の目標に向かっていました。

それは中学サッカー部という目標です。

あともう少しで小学生も終わりを迎え

中学校に進学します。

受験という選択肢は特になく

中新田FCで関わっていた友達も

同じ中学校で同級生になるため

地元の友達と一緒にまたサッカーが

したいなと思っていたからでした。

そのため有馬小学校の隣にある

地元の海老名市立有馬中学校へ

進学をすることになります。

競技を始めてから4年が経ち

なんとなく始めた

サッカーというスポーツが

自分の中で一段階、価値が上がって

自分が挑戦できる、挑戦したい

目標となっていました。

僕の場合はスポーツで

サッカーという競技でしたが

これは趣味や芸術など他のことでも

言えることだろうと思います。

というのも小学生の僕が恵まれていたのは

好きなことを好きなように

楽しみながら自分の意志で

やることができたからだと思うからです。

そしてそこに次の段階として

もっと上手くなりたい

もっと楽しめるようになりたい

と初めて考えられると思うのです。

自分が好きだったこと

夢中になっていたこと

忘れかけてはいませんか?

もしくはそれを否定されてしまったり

下手だからやめてしまったこと

ありませんか?

好きなこと

好きなもの

好きなひとに

こころを込めて

向き合う機会は

人間の一生のうち

そう多くはないと思います。

できる、できない

にフォーカスするのではなく

やるか、やらないか。

そこにどれだけ価値を見出せるか。

けっして簡単ではないけれど

とってもシンプルです。

もちろん不安もありました。

ヘタでも大丈夫だろうか。

空回りしてしまわないだろうか。

当時の近い未来で言うならば

ブランクのある人が

中学校というレベルの上がった環境で

本当に活躍できるのだろうか。

小学生ながら思うところありましたが

楽しさを感じ、面白さを知った時

それはその人にとって

かけがえのないものになる

のではないかということになんとなく

気づいていたのかもしれません。

その当時真っ先に思ったのは

いいんだ、それでもプレーしたいんだ!

という一心でした。

だからこそ次の目標に向かって

再び走り始めることが

出来たのだとと思います。

スポーツや芸術と言ったエンタメの

本質は自分と向き合うこと

これに尽きると思います。

僕はスポーツを通して

その人が持っている

好奇心だったり

本当に好きなことを

思い出してもらいたい。

気づいてもらいたい。

もしないのならば

見つけてもらいたい。

そんなきっかけづくりが

出来ればいいなと思っています。

「あなたの好きなことはなんですか?」

The End.

P.S.
この記事を書いた後に

大学生時代にお世話になった

英語学校の担任

Hidemi先生のFacebookにて

こんな概要の投稿がありました。

『英語を勉強し始めたYさんのために

英語の歌をプレゼントしています!

みんなも歌わない??』

そこには完璧ではないけれど

気持ちが込もった英語の歌がありました。

投稿を見た瞬間、「やろう!」と思い

朝起きてから一発撮りで

僕も便乗して歌を歌ったのですが

ここにもできるできないよりも

やるかやらないかだなぁと

しみじみ、そしてワクワクしてしまいました!

Hidemi先生が言っていた言葉で

印象的だった言葉もここに綴っておきます。

『たのしくって、面白いって

思うことの中に、上達がある、って思う。』

by Hidemi

ありがとう!

書いた人
平出 直樹

小学3年時、地元金指商店のおじさんが監督をやっている地域サッカークラブ、ミレニアムに出会いサッカーの面白さを知る。高校3年までプレイヤーとして10年、大学1〜2年では母校の中学サッカー部にて学生コーチとして2シーズンにわたって活躍。大学3年時に出会ったJリーグ所属チームにてインターン生として試合運営に2シーズン関わる。現在はアメリカの大学院にてスポーツ経営学、マネジメント&リーダーシップのプログラム受講中の大学院生。

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