![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/147123135/rectangle_large_type_2_cfc54ed4599749e2053106f9d12de224.jpg?width=1200)
中国🇨🇳 電車を間違えたことが恐怖の始まり
中国滞在場所は上海と北京の2都市と決めていた。
もちろん本当はもっと色々な場所に行きたかったけれど、時間とお金には限りがある。
それは次回以降に持ち越しとして、今日21:20の新幹線に乗って上海から北京へ移動する予定。
3日前、上海から蘇州に行くときに新幹線を使ったが、出発時刻を1分過ぎてしまい乗り損ねてしまった。
幸い800円のチケットだったため次の便を買い直して事なきを得たが、今回は8000円のチケット+そこまで本数もない、ため逃すわけにはいかない。
そのため1時間前に駅に着くように現在地を出発した。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/147121258/picture_pc_fce0fcd46dbb7a3aeba37b0f257ac731.png?width=1200)
そして、ちょうど1時間前に新幹線出発駅に無事到着。
(途中荷物検査の際にモバイルバッテリーが大きすぎるという理由で、没収されてしまうトラブルがあったが…プレゼントしてくれたなっちゃんごめん🙇)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/147121852/picture_pc_c8f87acbfceba0b372c52e46f16028c4.png?width=1200)
1時間前だしゆっくり買い物でもするか、という気持ちはあったが、念のため搭乗口番号を確認してからに。
こういう確認作業ができるようになったのも成長の1つ!
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/147122046/picture_pc_55917ba8f004a8be9ccf1e3995ad6227.png?width=1200)
搭乗口がたくさんあるため、便の番号とたくさんある電光掲示板の番号を確認する。
………?
「ない」
………?
まだ1時間前だから出ていないのかと思ったが、21:20よりも後の便ももうすでに表示されている。
しかし見当たらない。
スマホに表示されているチケットをもう一度確認してみる…
胸がきゅうっとなった。
なんと…
出発駅が違う…
今いるのは上海虹桥駅。
チケットにあるのは上海駅の文字。
(上海虹桥駅と上海駅は40分以上離れている全く違う駅…)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/147122234/picture_pc_a6ebde72ac2530cc160e07a734304c3c.png?width=1200)
上海虹桥の場合は上海虹桥と表示される。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/147122522/picture_pc_89682052cdb28e6ab9abcd4160396561.png?width=1200)
出発駅は上海虹桥となっている…
ヤバい…
とにかく駅員さんに確認しよう。
話をすると、
「違うよ。そして今から行っても間に合わないよ。新しいの予約する?明日の朝になるけど」
とサラリと言われる…
終わった…
そのときにはすでに21時近かった。
瞬時に様々なことが頭を駆け巡る。
最短でも明日の朝ということは今日はどこかに泊まらなければならない(駅は閉まってしまう)
でも明日の朝の便だと12000円の高額新幹線である…
値段が安い便は昼出発…
様々なことを考慮した末に、私はこう結論を出した。
『(今いる)駅近くの宿に泊まり、明日の朝本来の駅(上海駅)へ移動して昼の安い便で北京へ行く』
ということ。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/147121255/picture_pc_d0c1769c14ee2795f4a2bdf68fe34e0e.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/147121256/picture_pc_4f07d3ee2f1071f43f5900844953d4e6.png?width=1200)
幸い宿の予約は今からでもできたため、宿を急いで予約して、上海→北京のチケット(3900円!)も予約をして、3駅ほど離れた宿の場所へ移動する。
(今いる上海虹桥駅は大きな駅のため、近くに安い宿がない…)
(止まっていても仕方がない。時間が遅くなる前にとりあえず動こう…)
便がキャンセルになってしまったショックを拭いきれぬまま宿に到着した。
しかしそこは、あからさまに団地の中の人の家。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/147123048/picture_pc_8571a96f2e28d5655071a66ec48310e3.png?width=1200)
宿に近づくに連れて、何やら嫌な予感はしていた。
…?
恐る恐る中に入ってみる。
すると受付っぽくはなっている部屋があった。
「Excuse me?」
反応はない。
もう一度大きな声で呼んでみる。
すると中から子どもと一緒に女性が出てきた。
怪訝そうな顔をしている…
後半へ続く
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?