見出し画像

誰にブランドメッセージを届けたいのか

意外と明確ではないターゲット

本日の記事はマーケティングでもかなり重要な基本中の基本であるターゲティングについて書いていきたいと思います。ターゲティングとは、情報を届けて購買をしてくれそうな人をきちんと設定することなのですが、そんなことははっきりいって誰だって知っていますし、やっていること、のはずです。しかし、現実にはこのターゲティングができていないブランドはたくさんあります。正確に言うとターゲティングしているつもりができていない、ということが多いかもしれません。広すぎたり、逆に狭すぎてそんな人いるのか、と思うような状況もありえます。それほどターゲティングはできていないのです。

ブランド側の目線になっていないか?

よくマーケティングを担当している人にどのようながターゲティングをしていますか?という質問をすると、

年齢はこれぐらいで、女性、○×に興味がある人を設定しています

と返ってくることがあります。デジタルマーケティングが盛んになったおかげでデータをもとに分析できるようなりましたが、あまりにも数値でしか見れないと弊害も出てきます。上記のターゲットも間違いではないのですが、根本的に考え方が異なる部分があります。それは、

ターゲットをブランド側の思いできめてしまっている

ということです。ターゲティングとは買ってくれそうな人を探すプロセスであって、こういう人に買ってもらいたいな、という願望からきているものではありません。そういう意味では、ターゲティングを環境分析なしに行っているのであれば、それは間違えている可能性が高いのです。

ブランドのターゲティングはどうなのか

では、ブランディングでのターゲティングはどうすればよいのでしょうか?それはマーケティングでのブランディングと同じだと理解して共感してもらえそうな人を探すプロセスです。
顧客インサイトを真摯に丁寧に紐解き、ブランドに共感してくれる人はどこいるのか?どのようなコンテンツなら反応してくれるのか?そんな地道な下準備がなくしてブランドのマーケティングは成り立ちません。
今一度、あなたのブランドのターゲティングについて調べてみてはどうでしょうか?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?