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【パソコンの知識】Ice LakeとTiger Lakeって何?

こんにちは、naokiです。

今回は、ノートパソコン向けチップの「Tiger Lake」と「Ice Lake」について解説します。両者で何が違うのかという事を明確に説明したいと思います。

■何が両方で違うの?

パフォーマンスが違う

パフォーマンスというと、難しそうなので能力に言い換えます。

Ice LakeとTiger Lakeでは引き出せる能力が違います。たとえば、処理能力の速さだったり、同時進行でこなせるタスクの数などが違います。

能力は「頭脳の数・計算の速さ・パソコンの起動の速さ・ネットワーク」などで構成されています。

ネットワークが優れていれば、素早い速度でサイトやサーバーとやり取りできます。なので無線通信でも快適に会議ができたり、4Kの動画を視聴できるんです。

パソコンの起動が速ければ、ユーザーも心地よくデバイスを使うことができます。なんとTiger Lakeは最大1秒以内に起動します。

計算の速さ・頭脳の数は、「動作の軽さ・処理能力の高さ」に影響してきます。影響するアプリとしては、動画編集ソフト・3Dの高画質なゲームなどですね。なので能力の高さはパソコンでは重要です。

搭載しているグラフィックス性能が違う

搭載しているグラフィック性能の良さが違います。

グラフィックとは「画像や文字・記号・図形」などを画面に表示させるための機能です。GPUは、リアルタイムの画像処理に特化した演算装置のこと。

グラフィック性能が良いと、ゲームを画質の良い状態や軽い状態で遊ぶことができます。他にも動画編集・写真編集、複雑な計算にもグラフィック性能は影響してきます。

グラフィック性能も大切な要素になります。

■Ice Lakeは10世代の開発名

Ice Lakeは、Intelがモバイル向けに出したチップの10世代となります。

Ice LakeやTiger Lakeは、開発名のこと。チップにも世代があるのですが、10世代の開発名がIce Lakeとなっています。

Ice Lake(10世代チップ)の特徴はこんな感じ。
第8世代よりも、ゲームのフレームレートが1.8倍向上している
省電力モデルのプロセッサーと性能を重視したモデルがある。
次世代通信規格のWi-Fi6に対応・Thunderbolt3へ対応
ゲームや動画の再生時に起きるカクツキを解消

旧世代よりも大幅に向上したのがIce Lakeと言えます。

■Tiger Lakeは11世代の開発名

ノートパソコン向けIce Lakeの次に出たのが、Tiger Lakeです。ややこしいですが「Tiger Lakeが11世代」で「Ice Lakeが10世代」となっています。

11世代の方が、10世代よりも性能・通信機能・ゲームの快適さが優れています。

Tiger Lake(11世代チップ)の特徴
10世代と比べて、パフォーマンスが2倍向上
ストリーミング性能・ゲームの性能どちらも競合よりも2倍以上高速
Thunderbolt 4搭載(USB4.0に対応)
バッテリー駆動時も安定した性能が引き出せる

Ice Lakeよりもパフォーマンスが2倍向上していたり、バッテリー駆動時も安定した性能を出せるようになったのがTiger Lakeと言えます。


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