いまの仕事を手放さないと成長できない
はじめに
本投稿では私が開発チームを立ち上げて成長させていく過程で学んだ知見を投稿させていただきます。
2パターンの人間がいる
アジャイル開発は「プロダクトオーナー」「スクラムマスター」「デザイナー」「エンジニア」などロール(役割)の異なるメンバーで構成されます。
ロールが異なっても、以下の2パターンの人間がいます。
自分の仕事を手放せる人
このタイプの人は、自分の仕事を他の人に移譲します。
仕事を押し付けるのではなく「なぜこの業務が必要なのか?」「この業務を円滑に進めるにはどうすればよいのか?」という背景やノウハウも合わせて教えられます。
自分の仕事を移譲して空いた時間で「より良い成果をチームで出すにはどうすればよいか?」と考えて、次の行動を起こしてくれます。
このタイプの人がチームにいると、チームの拡大・成長に貢献してくれます。
このタイプの人を5年、10年という長期スパンで見てみると昇進してるケースが多いです。
仕事を手放せない人
このタイプの人は、自分の仕事を他の人に移譲せずに、自分がやることにこだわり続けます。
自分の仕事を、他者が変わって行うことに、強い拒否感を出すこともあります。
複数の案件を抱えると「手がいっぱいです」という状態になり、成果物を出すスピードが遅くなり、質も悪くなります。
成果物が別案件のコピペであることも多いです。
このタイプの人は、何年立っても成長できておらず、ポジションが変わってないケースが多いです。
成長するためには
個人の成長、チームの成長、どちらのためにも、自分の仕事を手放すことが必要です。
それができないと、5年後も10年後も同じ仕事を続けることになります。
現状維持に成長はありません。
自分の仕事を積極的に手放して「より良い成果を出すにはどうすればよいか?」ということを考え、成長していくことが重要です。
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