期日がない仕事は仕事じゃないという話。

こんばんは。
株式会社フジソー樋口です。

大の競馬好きですが、ジャパンカップにはあまり注ぎ込みませんでした。さすがに負けるはずはないと思っていましたが、リバティアイランドすら子供扱いとは。キタサンブラック産駒であそこまで強いのか、なんて思いますが競馬の話をし始めたらキリがないのでやめておきます。長くなります。今度だれか一緒に飲みましょう。

突然ですが、私はほとんどどんな仕事にも期日を設けます。全然急いでなくても「○○日までに欲しい」と言います。明日まで明後日まで、いますぐ、という頼み方は逆にあまりしません。どうしてもそういうときもありますが、それをしないことにより普段から期日を設けて頼みやすくなります。

期日がないと、もちろん単純に後回しになりますが、それよりもできていないことの言い訳をつくることになってします。

非常にシンプルな例ですが

私「今週の水曜日までと言っていた見積はできていますか?」
A「見積に必要な外注先からの資料が届いていません」

のような例です。

私が欲している情報は「見積ができたかどうか」ですが、
Aがいいたいのは「外注先のせいで見積ができていません。私のせいではないですよ!」ということなんですよね。

このような回答が来たら結構怒ります。

見積を作成するという仕事の枝に、外注先の資料を集めるという仕事がくっついていて、その他にもたくさんの枝があり、それらのどれかが欠けても見積が完成しないなら、それは「頼まれた仕事ができていない」ということなんですよね。

ときに、枝についている仕事は自分のせいじゃないという言い方をする人がいますが全然違いまして、外注先の資料が来ないなら「催促しなければならない」のです。自分が催促しても全くその資料ができていないのなら、「いついつからお願いをしているのですが資料が届きません」という中間報告をして、それでも届かないのであれば見積作成(大目的)にいくらかの余裕がある状況で「上長からお願いしてもらってもよいでしょうか」という他力を使用する。それでも外注先が資料を送ってこない。

この状況ではじめて「見積に必要な外注先の資料が届いていません!」という返答に対して「そうか」となるんですね。
それ以外だと「そこまで含めて仕事だからね」と言います。このプロセスが踏めないと進められないので、全ての仕事には期日を設けるべきなんです。

期日がない状態でこうなると、
A「すみません。でも急いでいないんですよね?もう一回頼んでみますね」
私「お、おう」

ということになります。

途中経過が言い訳になるという意味ではコミュニケーションに関しても同様で、 「伝えた」ことでなく「伝わった」ことが大事だということを理解していない人が結構います。

私「会議にBさんが来ていないよ!」
A「私はBさんに伝えました!」
B「聞きましたが日付がなかったので今週だとは思いませんでした」

のような感じですかね。
この場合、Aさんもそうですが、はっきりしない状態で放置しているBさんにも問題があります。

私は上のような場合、「明後日の金曜19時に会議だからBさんにそのように伝えておいて、返答がきたら教えてください」と言います。最後の文がないと、「言ってあるんですが返事がないんですよね」となり先ほどの見積の流れと同じになります。

ポイントは、

1.言い訳をさせる流れを作らないようにする
2.それをネタに追い詰めることはせず、何度も繰り返して仕事とは、ということを分かってもらう

という2点です。

コツコツ繰り返して行くうちにだんだんと「この人はこういう攻め方をしてくるんだな」と感じ、その人の仕事の進め方が変化していきます。

とまあ、たまに真面目なnoteを書いてみました。
妻とケンカしているので飲んだくれながら書いていますが。笑

また明日。おやすみなさい。

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