climbersから学ぶ、今登り続けている人達の熱量

おはようございます。株式会社フジソー樋口直樹です。

いま、御成門のお洒落なカフェで記事を書いています。東京というところはなんてオシャレな街なんでしょう。恐ろしいです。札幌にいるときとは気持ちの持ちようまで違ってきます。
何を言っているのかと思うかもしれませんが、タイトルのことに繋がってくるのでしばらくお付き合いください。

今回、東京ビッグサイトで行われている「climbers」というイベントに参加しています。

いまだクライム途中という、その道の第一人者の方々が登壇し、これまでどのような決断をしてきたのかを発表してくださるとても有り難い場です。

web参加でも良かったのですが、なぜ今回この場にリアルで参加したのかというと、「成功者の熱量」を感じたかったからです。
色々な分野がありますが、その道でそれぞれ成功されている方には、特有のオーラと熱量があると思います。それは自信から来るものなのか、はたまた自信がオーラを作り上げているのかは、私のような凡人には分かりかねることですが。
とにかくそういう熱量を感じたくで今回参加しました。
昨日、4月27日は、ホリエモンこと堀江貴文さん(入場が込み合いすぎて後半しか見られませんでした)、サッカーの宮本恒靖さん、槙野智章さん、プレゼンターとして俳優の勝村政信さん。大阪府知事の吉村洋文さん、競馬騎手の武豊さん。コミックス・ウェーブ・フィルム社の川口典孝さん。
以上の方々の講演を拝見しました。

どれもこれも素晴らしかった。第一人者としての熱量をガンガンに感じられました。毎年来られるかは分かりませんが、そのくらいに素晴らしいイベント。

特に心に残ったのは、大阪府知事の吉村洋文さんでした。吉村さんの講演の主題は、リーダー(経営者)に必要なものは、

決断力、判断力、実行力
そしてその上位に来るのが勇気

ということを仰っていました。

野戦病院を建設したことにより、非常にたくさんの批判をされたということを仰っておられましたが、あの時はデルタ株が蔓延していて、若者がどんどんと自宅で亡くなっていく状況下。吉村さんがその時にベストだと思った判断が野戦病院の設立だったそうです。結果としてオミクロン株に置き換わっていき、人が死ぬことがかなり少なくなった。そうなると、税金で野戦病院を建てたということが「後から」批判されるわけです。

経営者というのはこれの繰り返しだと思います。
そのときのベストだと思うことを決断していく。その結果が失敗だったということなんてザラにあるでしょう。後から批判してくる人もたくさんいます。でも。
そういう人達の言葉を良くも悪くも気にしていてはやっていけないのだなと身に染みて感じました。結局は自分の決断に責任を持たなければならないし、誰もかばってはくれない。「経営者は孤独」という言葉はこういう感情から来るのでしょう。

でも、成功する可能性を上げていくことはできるはずで、そのためにリーダー(経営者)は日々、さまざまな勉強を積み重ね、決断できる勇気を持ち続けなければいけないのだと感じました。

この決断できるという能力は、仕事ができる(営業や実務)ということとはまた別の能力です。両方を持ち合わせているリーダーもいるでしょう。でも、優秀な方というのは世の中にたくさんいて、自分より実務のできる人なんて星の数ほどいるはずです。その中で自分にしかできないことを探していくのが大事なんだと感じました。

日々、最適な決断ができるために様々なことに触れて勉強していきたいと思います。

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