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嫉妬と見栄のスパイラルから抜け出して、自分の人生を生きよう

こんにちは。今日は嫉妬と見栄を捨ててQOL(Quality of Life : 人生の質)を向上させようという話です。

嫉妬(しっと)とは、自分より他人の方が優れている、あるいは自分より他人の方に愛情が向けられている、といった認識に伴って生じるネガティブな感情のことである。一般的には、羨望と憎悪が含まれる攻撃的な感情と捉えられる。(出典: Weblio辞書)
見栄を張るとは
うわべを飾る。外観を繕う。(出典:goo辞書)

要は、両方とも他人と比較したりする事によって発生する感情です。そしてこの感情は生きていく上でかなり多くのマインドシェアを奪っていきます。

嫉妬には「健全な嫉妬」があるのも事実ですが、今回はWeblio先生が定義しているネガティブな感情である嫉妬をベースに話を進めます。

他人と比較して、
- 自分が劣っていると感じる
- 自分が持っていない物を羨ましがる
 - 自分が他人より優れている風に見せかける
行為をする事はなぜQOLを下げるのか。それは、本来の自分を自分自身が否定しているからに他なりません。

例えば起業している人の中には、ネガティブ(不健全)な嫉妬心をモチベーションに動いている人もいて、結果として金銭的な面では成功している風に見える人も、QOLという観点ではすごく低くなってしまっている場合もあります。他人との比較に取り憑かれた人は、どこまで登り詰めても比較し続けるでしょう。

会社員で、給与の大半をブランド物で着飾る事に費やしている人に会ったこともありますが、やはりどこまで行っても満足する事はなく、自尊心が満たされる事はないのではないかと思います。

では、どうすればこの他人との比較(嫉妬、見栄)のスパイラルから抜け出す事ができるのでしょうか。

方法は簡単です。(ただ実行するのは結構大変です。)
自分が情熱を注げる事、好きな人、好きな生き方を見つけ、自分の軸足を他人から自分の好きな事にシフトするのです。自分の好きな事に没頭して自分の人生を精一杯生きれば、他人の人生と比較して自身を卑下する事も無くなるはずです。というより比較する必要がなくなります。自分は自分、他人は他人という考え方になれます。

今、世の中は他人と比較できる物が溢れています。インスタグラムでは栄え(古い?)という名の見栄写真で溢れ、メディアでは苦労なき成功談が溢れています。でもその裏には沢山の血の出るような苦労が十人十色あり、目に見えない努力が隠れています。それを見ずに表層だけを切り取って比較する事には何の意味もありません。

世の中にはべき論という名の呪縛もあります。
新入社員はこうあるべき。
主婦はこうするべき。
成功者になる為にはこうすべき。
べき論で語られる誰かの人生を生きるのではなく、唯一無二の自分自身の人生を生きる事が、人生の質を高める為に最も必要な事ではないでしょうか。

自分なりの価値観を持って、その価値観を軸に生きていきたいですね。


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