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賢い医師生活(韓国ドラマ)を観て感じたこと

韓国ドラマ好きの方、もうご覧になったでしょうか?

このドラマを観ることにしたのは、推しのSEVENTEENの歌うま3人
(ウジ、ドギョム、スングァン)の “Is It Still Beautiful”というOSTを聴いて、劇中でそれを聴きたかったからという単純な動機でした。


どなたかの曲のカバーらしいのですが、良い曲です〜💓
彼らの歌声でドラマのシーンも盛り上がります。



ちなみにOSTのカバー写真がミナちゃんだったので、てっきりそっちの恋の曲なのかと思いきや、実際はジョンワンとイクスンのカップルのテーマソングでした。


それにしても良いですよね〜このドラマ
笑あり、涙ありそしてほっこり。
よーく出来てます。すっかり夢中で一気見しました。
生と死、出会いと別れ、愛と友情、いろんなテーマが盛り込まれてます。

私もあんな仲間が欲しい〜!
損得なく、多くを話さなくても理解しあえて、思いあえて、助け合える仲間って最高〜!
人生がより豊かになりそうですよね。


私は第一子の息子を健康に産んであげることができませんでした。
色々と心配事が多く、病院にもとてもお世話になりました。
怖いことも経験したし、何より、健康で普通の生活ができることへの懐疑やら不安やら、絶望感も経験しました。あの頃は、自分が生きている意味すら分からなくなるような、そんな時期を過ごしたこともあります。

色々あったけど、そんな息子も24歳
もう自分の身体も体調も自分で管理できるようになり、私の元を離れて世界がこの混乱の状況のなか、一人異国の地で生活することを選び、やがて2年になります。

生まれてからずっと、私の心の片隅にはいつも彼の健康と、病気の心配がありました。そのボリュームが大きすぎて、彼と過ごした日々に私の心休まる時は、片時もなかったように思います。
次男、歳の離れた末娘を育てながらも、私の心の中の優先順位はいつも長男だったように思います。
申し訳なかったな、と今ならわかります。

下の二人は、長男が大好きで、離れて暮らすことに抵抗がありました。
でも、私はその時突然何かが吹っ切れたような気持ちになりました。
もう長男の心配をするのをやめよう、ってか、その必要はないとこのときやっとわかったのかもしれません。
夫は、私が泣いて別れを惜しむものと決めつけていたようですが、驚くほどにあっさり見送った私を見て不思議だったそうです。

そんな呪縛に襲われてた母の子育てがいいはずはありません。いつもどこか意識が別のところにあって、次男と末娘がちゃんと母の意識を受け取れていたのか、懐疑的です。もちろん愛はありますけど。

長男が去って、残された子ども二人は長男ロスでしばらく調子が狂ったようでした。それはそうかも、だってほとんどの日常の優先順位が長男だったから、突然その指針を無くしたような新しい生活が始まったのですから。
この状況に慣れ始め、私はたくさんのことに気づきました。
残った二人の子どもたちの、まあ面白い成長です。
彼らは、私をとても愛し(長男よりもきっと)、私の行動や言動を認めていつも陰ながら応援していてくれたのでした。

子どもって、本当に親を愛してくれますね。
そんな存在自体がありがたく、当たり前のように生活してきたけれど、それは当たり前じゃなく、偶然や必然が重なって今があるのですね。


長男のおかげで、たくさんの時間を病院で過ごしたことのある私は、このドラマで見たいろいろな(病院の)シーンを実際に経験してきました。

ちょっと前の私なら辛くて見られないようなシーンの多いドラマなんだろうけど、もう私は平気でした。トラウマのように辛い感情はありません。
冷静に自分の人生について振り返ることができました。
このタイミングでこのドラマに出会えてよかったな〜


そして、今さらながら(人生折り返し地点)仲間が欲しいと切に願う自分の中の感情も素直に受け止めながら、このドラマを見始めたCARATの娘とともにまたリピートすることにします。

ちなみに、セブチの歌うま3人の曲は、シーズン2の8、9、10話あたりのジョンワンとイクスンの再会のシーンで聴けますよ!
ぜひ、耳をすましてドラマを観てください。


サランへ💓

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