家族関係はインテリアが9割(2)
前回の投稿でご紹介した
インテリアをコーディネートする
Sさんへの取材の続きです。
カウンセラーとしても
活動されていたんですね。
夫婦関係について、
突っ込んで質問をしてみた。
僕:
夫婦関係だったら例えば最近は
「お互いやりたいことを尊重する」みたいな
風潮がありますよね。
Sさん:
「そうですね。
でも私たち40代の世代は
ちょうど新しい考えを
受け入れながらも、
自分の親は団塊世代で、
男尊女卑的な思考も
残っているから、
分かってはいるけど、
尊重できないときが
多かったりします。
例えば、男性が家事も
手伝う時代になったけど、
やっぱり「手伝う」だけで
本当は女性がやるものと
思っていたり、
女性なら
『子育ては母親の責任だから、
頑張らなくちゃ』と肩肘張ってしまったり。
男性も女性が働くこと
を認めているけど、
大黒柱は自分だから、
『男の年収のほうが
高いのが当たり前』
と思っていたり。
一昔まえの母親像があるので、
子育ては絶対手抜きできないと
思っている人も多い。
フルタイムで働いていても、
それがあって、時間的に無理なのに
子育てに専念できず、
自分はダメな母親だと思って
落ち込む人が多いんです。」
僕:
Sさん的にはこれからの
家族は、どういう風に
なっていって欲しいと
思いますか?
Sさん:
「家族はいろんな形が
あるのは良いと思いますが、
家族の中で、お互いの意見や
価値観がすり合わせ出来ていないと
結構しんどいです。
奥さんが思っている家族像と
旦那さんの家族像が違うと、
言っていることが
噛み合わなくなりますよね。
さらにそれを見ているお子さんは、
どうしたらいいか
わからなくなりますよね。
うちの家族はこうだよね。
というのが、各家族で共有されていれば、
どんな家族の形があっても良いと思います。
例えば、お母さんが、
勉強しっかりしなさい、
と言っている反面、お父さんは、
いや男の子は自由に育てていいんだよ。
と言っていたりすると
お子さんは迷ってしまうので。
いろんな形を選択できる世の中だからこそ、
それぞれの家族で「核」というか
「軸」がないとフラフラして、
やがて倒れることもあるので、
それは大切だと思っています」
↓↓
自由だからこそ
主体的かどうか
が問われる。
これは家族も仕事も
人生そのもののことに思える。
自分はどんな家族にしたいか?
あなた自身で考え、感じ、共有し、
自分だけの家族の形を主体的に
作る人が増えてほしいと思います。
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