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【発達障害のお子さんをお持ちの方へ】

【発達障害のお子さんをお持ちの方へ】

Nさん(男性51歳)は
発達障害者の就労支援の会社で
勤務しながら、ライフワークとして
発達障害児をお持ちのお母さんたちの
サポートをしています。

そんなNさんに
ご両親との関係について、
発達障害児をお持ちのご家族について
聞いてみました。

〜〜〜〜
Nさん:
僕自身が障害者手帳2級で
先天性の発達障害と、
後天性の高次脳機能障害(交通事故によるもの)という
2つの脳の障害を持ってます。

僕;
そうでしたか。(中略)
子供の頃、ご両親との関係はどうでしたか?

Nさん:
昔は両親の抑圧が強くて、
大学なったら必ず家を出ようと。

だから、
家を出るために受験勉強は
死ぬ気でしました。

浪人して、この親と
これ以上一緒だったら
頭がおかしくなるなと。

僕:
そんな目的で受験されていたんですね(汗)
大人になってからの関係はどうでしょうか?

Nさん:
40歳すぎて、自分の想いを親にぶつけました。
その後は関係が良好ですね。

親も、「自分たちが悪かった」
と言ってくれたので。

「溜飲が下がる」というんですかね。

ただ私の中で
未だ「しこり」みたいなものは
残っていますね。

でも、今は私も大人なので、
その「怨念」みたいなものは
自分で手放さないとな、
とは思っています。

僕:
ご両親はNさんが感じていたことに、
当時自覚があったんですか?

Nさん:
私が言って、はじめて気づいたみたいですね。

ようは「良かれと思ってやっていたこと」が
実は「子供を苦しめていた」ということです。
〜〜〜〜

そんなNさんは、
現在、会社での仕事とは別に、
発達障害児を持つお母さんの支援をしています。

〜〜〜〜
僕:
発達障害児をお持ちのお母さんには
どのようなケアやアドバイスをされて
いるんですか?

Nさん:
とにかく、自分の時間を大切にしてください。
とアドバイスしてます。

僕:
興味深いです。

Nさん:
お子さんって、お母さんが
イライラしていたり、
不安だったり、
他人に合わせて
自分を粗末にしていたら、
その生きづらさを
鏡のように映して行動がひどくなるんです。

かんしゃくを起こしたり、
怒って暴れたり、
自傷したり、
するんです。

でも、お母さんは
どうしたらいいか分からない。

なぜかと言えば、
お母さんのお母さん(母方のおばあちゃん)の
子育てや家事に対する考えが、

そのお母さんを縛っていたりするから。

この鎖はそのおばあちゃんが
亡くなっても解けないことが
あります。

なので、お母さんとおばあちゃんの
線を切るんです。

僕:
それは例えばどんな鎖なんでしょうか?

Nさん:
例えば
掃除機は毎日かけなくて良いんですよ。
週一回でもOKですよ。
とか。

働いてなくても保育園に預けて、
カフェにお茶しに行って良いんだよ。
とか。

子供を保育園に送って、
その帰りにコンビニに寄って、

コーヒーとか、ちょっとしたお菓子とか、
それすらできないお母さんが居ます。

だから、
ささいなところから始めるのが
大事です。
〜〜〜〜

実際に、このような些細な
ところから、お母さんが
自分の意志で
自分を大切にし始めると、

発達障害を持つお子さんも
旦那さんとの関係も
落ち着いてくる
ということでした。

多くの場合、
「旦那や子供のために
自分の時間を犠牲にしなさい」

そんな【自己犠牲】という鎖を
自分の母親から受け継いでしまう。
とNさんは言います。

あなたにはそのような鎖がありませんか?

もしそうでしたら、
些細なところから、自分を大切にする行動を始めてみて欲しいと思います。

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