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【家族に興味がない】

【家族に興味がない】

物心ついた時から
「反抗期」だと話すTさん(独身男性)に

ご両親との関係について
インタビューしました。

〜〜〜〜
Tさん:
ずっと親のことは、
恨んでましたね。

ウチは、どちらかと言えば貧乏で、
親父は酒を呑んでは、
散らかしてまわり、

子供のことは、
基本的に、放ったらかし。
遊んでもくれませんでした。

母親は良く言えば
天然ボケなんですが、
悪く言えば害悪で、

本人は、良かれと思って、
家族のために頑張っているのですが、
一体何をしたいのか分からない、
というような状況でした。

夫婦の間は、
文句ばっかり言い合うような
関係でしたね。

なので、子供の頃から、
家族以外の人と
過ごす時間を大切にして来ました、

とにかく家から出ることしか
考えていなく、

この家に生まれてきたことが
不幸に感じてましたね。

僕:
それは、大変でしたね。
ご兄弟も同じような考え(両親をずっと恨んでいる)でしょうか?

Tさん:
4人兄妹の長男の私と
一番下の三男の2人は
同じ感じでしたね。

逆に真ん中の2人(長女と次男)は
親にそれなりに
感謝をしていたようです。

同じ待遇なのに、
考え方が全く違うなと、
不思議です。

彼らを見て、
まともに両親と会話が出来るな、
といつも思っていました。

特に妹は毎週末、実家に、
子供を連れて行っていますので。

逆に「神経疑うわ」くらいでしたよ(笑)
〜〜〜〜

家族を全否定するような
人生を過ごしていた、
Tさんですが、

今は、両親への感謝の気持ちがある
と言います。

〜〜〜〜
僕:
掘り起こすと良い思い出はあったのですか?

Tさん:
それが、よくよく思い出すと、
遊園地に連れて行ってもらった思い出とか、
少なからずあるんですよね。

それから大きいのは、
兄妹4人いるということですね。

何があっても、
4人いれば、
みんなで協力できそうなので、
そこは、親に感謝だと思っています。

兄妹も
少し前までは
ケンカばっかりだったんですよ(笑)

今になってやっとです。
〜〜〜〜

長い反抗期がやっと終わり、
両親とも会話がまともに出来る
ようになったというTさんに

これからの家族や
人生について
聞いてみました。

〜〜〜〜
僕:
ご結婚も含めて、
これから家族については
どういう風にしたいと
思っていますか?

Tさん:
結婚はしないように
考えています。

子供のときの
トラウマがとても大きいので。

今一人で家に居られることが
すごく快適で、幸せなんです。

実は離婚を経験しています。

やっぱり家に24時間誰か、
他の人が居るということが…

なんかデメリットが大きいなと
とても感じてしまいます。

40代前半で体調なども
崩していなく、
わりと一人で自由に生活が
出来ているので、

両親との関係が
良くなったとはいえ、

助け合うより、
一人で生きている方が楽なんですね。
なので、今のところは
結婚は考えていません。
〜〜〜〜

今は未婚、
晩婚世代と言われたりしますが、

その背景には、

・生き方の多様性

・女性が社会で活躍することのウェルカム感
(まだまだ足りないと思いますが…)

という社会の変化に加えて、

・子供時代に、両親の不仲や、
精神的、経済的な不自由さを見ていた

という部分も多いのでは、
と感じる取材でした。

またTさんの心の変化と
同じようなことが、

両親との関係に苦しんでいる、
多くの人に訪れて欲しい、

子供にとって、誇らしい親を
目指す人が増えて欲しいと
心から思います。

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