見出し画像

【兄の分も一緒に生きよう】

【兄の分も一緒に生きよう】

一般企業で25年以上
管理職・役員を続けながら、
コーチとしても活動している
Uさん(男性56歳)。

Uさんは実のお兄さんを
35歳の時に亡くされています。

当時お兄さんは39歳という若さ。

お兄さんの死後、Uさんは
お兄さんの名前をビジネスネームとし、
現在もコーチとしての副業活動をされています。

兄と共に伴走する人生。と話すUさんに、
人生観について聞いてみました。

〜〜〜〜
僕:
お兄さんはどんな方でしたか?

Uさん:
兄は本当に優秀な人でしたね。

とても努力するタイプ。
勉強も運動もできて、
大学も国立の理系を卒業し、
世界的な企業で働いていました。

でも、僕は全くの真逆で、
努力をしないタイプでしたね(笑)

兄が亡くなったときは
本当にショックでした。

僕:
ちなみにご両親はご健在ですか?

Uさん:
父は7〜8年ほど前に
亡くなっていますね。
今は母だけです。

僕:
そうでしたか。お亡くなりになられた当時は
ブログでも大きな悲しみを抱えていた、
とありましたが

今すごく若者のように
エネルギッシュに活動されていますが、
秘訣は何ですか?

家族との別れの後、学ばれたこと、
若い方、同年代の方にメッセージがあれば。

Uさん:
時間を大切にしたほうが良いよね、
って思います。

人の幸せというのは、その時々の
感覚だと思ってるんですね。

「今この一瞬をどう感じているのか?」

この感覚を
一瞬一瞬つかみながら生きていくと
徳した気分になるんですよ。

これは自分だけじゃなくて、
他の人、周りの人も
どう感じているのか?を
考えることでもあります。

人生せっかく生きるなら、
一瞬一瞬を大切にして生きたいな、と。
自分はそう思っています。

そして、人は常に成長できる、
死ぬまで成長できるって
信じています。

私の場合、
年を取れば取るほど、
1時間あたりの密度、
充実さというのが上がっていく
感覚があって、

正直50歳までの充実度よりも、
50歳超えてからの時間の方が
倍くらいの密度になりました。

あとは父と兄の分まで
という気持ちがやっぱりありますね。

彼らが生きていたら何をしたかっただろう?
というのが、ずっとありますね。
〜〜〜〜

年齢や境遇に流されずに
常に前を向いて、
亡くなった人たちの分まで
幸せに生きようとする
Uさん。

本当にかっこいい、
の一言です。

僕には、
生後3ヶ月ほどで亡くなった
弟がいます。

今は、年に一回思い出すか
思い出さないか?の存在なのですが、

Uさんのように
「弟と一緒に歩んでいる人生だ」
と思うと、
何だか、本当に一瞬一瞬を
大切に、自分らしく生きよう!

と思えてきます。

きっと家族はそうやって
生命のバトンを手渡していく
存在なのかもしれないと
思いました。

Uさん、本当にお時間
ありがとうございました。

☟☟

【取材人数】残り860名!!
ご自身の「家族とは?」をシェアしてくださる方、募集中です!
お時間たったの15分!! ご興味あるかたは「取材OK」など入れてくださいね↓

#1000人に聞いた家族って何 #本を書きます #取材させてください #なおひろと家族


この記事が参加している募集

これからの家族のかたち

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?