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漠然とした、もわっとまとわりつくような、得も言われぬ不調から抜け出す一歩

朝起きられない
午前中がだるくて動けない

そのことにより
学校や行くべきところに行くことが出来ない

皆がやるべきことをやっている時間に寝てしまっていた罪悪感や焦りが募る

#起立性調節障害

からだを治療していくことで何を取り戻したいか
   


これらは起立性調節障害という病気の症状で
思春期に多い
自律神経系の乱れでおこるからだの病気、とされています。

起きられない、朝がだるい、という身体症状があることで社会的な不都合が生じ、
そのことにより大きな心理的負担を背負ってしまう。
こころや環境による負荷がからだの不調を作ってしまうことがよくあると同時に
からだの不調は往々にして 
社会的、心理的な不利益、苦しみを生じさせてしまいます。

からだを治療していくことで何を取り戻したいかどんなつらさから逃れたいか
何が出来るようになりたいのか

そんなことも伺いながら
その方にとって必要なその方に合った治療を行なっていきます。

自分のからだへの信頼を取り戻していく

思春期外来で起立性調節障害と診断され
薬などの治療により朝は起きられるようになったものの
午前中のだるさや腹痛などの不調は消えず
学校に行くまでの自信はなかなか出ない、という方がいらっしゃいました。

鍼灸治療を数回受けていく中で 
ご飯のおいしく感じなさやからだ全体の凝り固まり、重さ、
そういった、なんとなく抱いていた、「起きられない」以外の
病気とは言えないかもしれない様々な不調が改善しているのを感じていくことで
出掛けられるかもしれないという“自信”のようなものが出てきたおっしゃいました。

自信の回復を感じられて以降、
気持ちと体調は、卵が先か鶏が先か、
お互い良いように作用しながら
日常生活を少しずつ取り戻していけたそう。

もわっとしたさまざまな不調が積み重なり
まとわりつき、
その得体の知れなさ、不明瞭さがさらに
からだもこころもしんどくさせてしまう。

そんな、病名がつきにくかったり
これといった決定的な治療法に出会いにくい不調も
問診を重ね
丁寧にからだを診ていくと
何かしらからだのサインが表れていることがほとんどです。

それらからだの声に耳を傾け
それらを指標にはりとお灸を施し
ひとつひとつ
からだの根本からの元気を取り戻す治療を
行ないます。

鍼灸治療に不安がある方、
今の自分のこころとからだの状態をまずは知りたいという方は、
カウンセリング(1時間。一回5,000円)もどうぞご活用ください。

今の自分に気づくこと、
その気付きが治療への第一歩。
 
不安無く
治療に臨んでいただければ幸いです。







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