用法・用量を守って正しくお使いください
言葉って難しい。
使い方を間違えると〇〇かきます。
「恥」ならかいてもテヘペロで済むんですけど、「迷惑」をかけるのは考えものです。
今思いつく「使い方を間違えると迷惑がかかる言葉」を列挙しようと思います。
情けは人のためならず
誤)情けをかけると人(=相手)のためにならない。だから情けはかけない。
→この場合、「情けは人のためにならず」となる。
正)情けをかけるのは単に人(=相手)のためではなく、(回り回って結局は)自分のためになる。だから情けをかけよう。
やぶさかではない
誤)やりたくない。やらない。
正)求められるのであればやることはかまわない。(「やることはやるが物申したい」という強気なもの、「積極的に引き受けるほどの自信はないが断りはしない」という弱気なものなど様々だが、「やる」という意味)
お客様は神様です
三波春夫の名言として有名なフレーズですが、全国区に広げたのはレッツゴー三匹のモノマネですね、実は。
(“三波春夫オフィシャルサイト”より)
誤)客が自分のワガママを通すために言う。
正)お客様のためにという思いの発露として店員側が心に留める。
ちなみに、バイトしていた某レストランには、接客にあたる心構えの一つとして
「お客様は王様です。神様ではありません。」
と記されていました。意味、わかりますか?
こどものしたこと
誤)迷惑をかけた子の親が開き直るセリフ
正)迷惑を被った側が平謝りの親御さんを慰めるセリフ。
若いうちの苦労は買ってでもしろ
誤)年長者(多くは歳を喰っているだけの男性)が若者に苦労を強いるのに用いる。
正)苦労をしている人/してきた人が周囲から「大変だったんじゃない?」など言われた際の返しに用いる。
みんな仲良く
誤)いつでも争わず仲睦まじく関わる
正)どんなメンバーとでも、やるべきことはきちんとやる。
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他にもありそう。
もし何かあればぜひ教えてください。追加させてもらいます。
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