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私を落語に連れてって(早よ行け)

今日は久々にこちらへ。

写り込んだ方、すみません

下北沢B&B。

今夜は「立川談笑×田中泰延『古典の現在位置〜調べて変える方法論〜』『令和版 現代落語論〜私を落語に連れてって〜』(ひろのぶと株式会社)刊行記念」に参戦です。

開演前に著書とオリジナル手ぬぐいを購入。

つまり、全く読んでいない状態での参戦でした。

それでも引き込まれるお話の数々。

田中泰延社長の軽妙なトークはいつ聞いても心地よいです。(さてさて)

サテ(旭化成「レシピライブラリ」)

以前「スローシャッター」のトークイベントでも伺った上田豪さんの毎度の地図(マインドマップ)には改めてため息もの。
そのマインドマップを通してこの本の理解度も変わりそう。

編集の廣瀬翼さん、総務の加納穂乃香さんのこの本や落語に向けた熱い想いも素敵でした。

そして休憩を挟んで談笑師匠のお話。

落語は古典芸能の一でありながら、なぜいい意味で敷居が低く、時に新しささえ感じるのか、その理由が垣間見えた気がしました。

落語は細かい描写や情景の完成を聴き手に委ねている、その点で同じことを読み手に委ねている文学とは通ずるものがあるという解釈はすごく腹落ち。

落語における古典の改作の真髄を、芥川龍之介の「羅生門」「鼻」、中島敦の「山月記」の成り立ちに求める社長の話から、改めて落語をちゃんと聴きたいと思わされました。

落語は好きだけど、テレビ寄席とか笑点の演芸コーナーで見聞きする程度と言えばそれまで。

好きな落語家さんはいる(三遊亭圓歌師匠、春風亭小朝師匠、桂歌丸師匠…)けど、寄席の生落語は未体験。

そのことを、サインをいただきがてら談笑師匠に正直に告白したところ、「行政系主催の落語会は間違いがなくておすすめ」とのウラ?情報もいただきました。

本はもちろん読ませていただきますが、何よりもちゃんと落語が聴きたい。
そう思ったトークライブでした。


田中泰延社長にもサインをいただいたら、思い出してくださり光栄でした。
「ちょっと絞りました?」と毎回訊いてくださるので、「太ったり絞ったりです」と毎回答えています。
次回もお願いします。

他にも以前ご挨拶させていただいた方もいらしたのですが、今日は気が弱くて眺めるだけにしてしまいました。
かえって失礼だったような気がしてきたけれど、もう仕方ない。次の機会には勇気出します。

ひろのぶと株式会社のみなさん
立川談笑師匠

今夜はありがとうございました♪

談笑師匠とひろのぶとオールスターズ

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