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素人監督誕生秘話

野球は観るものだと思っていた。

野球どころか球技全般が苦手。

サッカー、バレーボール、バスケットボール、ドッジボール…

投げる、捕る、打つ、連係するのどれもが苦手。

卓球とバドミントンならなんとか。それでもお遊び程度。

いや、もっと言えばスポーツ全般ダメ。
唯一しっかりと、それなりに8年くらい取り組んだ剣道でさえ大したレベルにはならなかった。

そんな私は今、都区内某少年野球(学童軟式野球)の監督を努めている。

なぜか。

我が家の次男が野球チームに加入したのは2017シーズンの秋、小学1年生の時。

2018年シーズンは、開幕当初チーム全体の人数が少なく、Aチーム(全学年・6年生メイン)の試合に小学2年生が出場するような状況でしたが、翌2019年シーズンは何とか某リーグ戦にCチーム(4年生以下)を出せることになりました。

その際、代表から打診されたのは・・・

「田﨑さん、監督と審判、どっちやる?」

じつは、Cチームが参加するリーグ戦では、試合をしているチームから審判(主審と三者塁審)を出すことになっていました。

パパコーチの中で、土日の参加率が高い人が監督か審判を引き受けなければならないわけですが、基本土日参加のパパコーチは素人の私ぐらい。

塁審はまだしも、主審は無理よ。
ずるいよ。

でも、誰かが監督を引き受けないとせっかくのCチームがなしになってしまうかもしれない。

で、意を決して監督となりました。

その後、秋からの新人戦Bチーム(5年生以下)の監督を引き受け、そのチームがAチームになる2020シーズン、そのままAチーム監督となってしまったわけです。

でも、もともと教育の職に就く身としては、この監督稼業、決して嫌ではない。どころかやりがいがある。

選手一人ひとりの得手不得手や特性を踏まえて起用を決めたり、練習での関わりを考えたり。

代表も前監督も、ただ私をお飾りで監督にするのではなく、正式に監督として扱ってくださっていて、選手も頑張ってくれているし、保護者も皆さんも支えてくださっている。

この先どこまでやるのかわからないけど、しばらく頑張ってみます。

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