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こどもたちの球春

#球春到来 に投稿しようと思い、まずは愛する東北楽天ゴールデンイーグルスのことを……と思ったけど、それよりももっと身近な題材にします。

プロ・アマ問わず全ての野球ジャンルOKとのことなので、自分が監督を務める学童軟式野球(いわゆる少年野球)チームの話。

野球素人にもかかわらず監督になって2回目のシーズンイン。

思い返せば、初めてAチームを率いることになった昨年2020シーズン。

世間を襲うコロナ禍は、野球をはじめとした草の根の市民アスリートにも深く影響しました。

春の大会は軒並み延期、もしくは中止。
どころか、一斉休校から緊急事態宣言に至る期間、学校施設開放も中止となったため、練習もできない期間が、結局都合4ヵ月ほども続くことに。

緊急事態宣言と一斉休校が明ける頃、今度は遅れていた複数の春季大会が一気に再開。
まだ学校施設開放の中止は継続する中だったため、普段学校グラウンド以外の練習拠点を持たない我がチームは、土手の片隅で慣らす程度の準備しかできない中での大会参加となってしまいました。

練習中断期間中に気持ちが離れて辞めてしまった選手も…
体験会などを開く余裕もなく、なかなか新入部員を獲得できないまま…

それでも、2020年の選手たちは頑張ってくれました。

前のチームまでは公式戦でなかなか勝てなかったけど、結果5勝(10敗)。
小さい大会とはいえ三位(決定戦に勝って三位)も獲得できました。

夏休みが明けた頃には、選手の弟やお友達、選手のきょうだいのお友達へと少しずつ輪が拡がり、年内に4人、年明けすぐに姉弟2人(OBの妹弟さんです)が加わり、2021シーズンを13人の選手で無事迎えたのです。


さて、迎えた球春。

言わずもがなのコロナ禍、そして緊急事態宣言。

幸いグラウンドの使用は中止にならず、練習はできていますが、練習試合も組みづらく、公式戦も開催の時期や可否が不透明な状況が続いています。

それでも、公式戦が開幕したら大暴れできるように、しっかりと準備を進めていきます。

素人監督にできるのは、練習の環境作りと叱咤激励。あとは、技術指導をしていただくコーチと選手の橋渡し役。そして手続き関係の裏方。

選手が活き活きと頑張っているから、監督も頑張らねば。

一つでも多く勝って、充実感のあるシーズンになるように。

そして、全国の野球少年にとって、幸い多き一年となりますように。

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