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ごっこ食堂

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「お店で出てくるような料理をうちごはんに」をコンセプトに、手間も時間もかからずに、おいしくできるシンプルなレシピをご紹介しています。
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2020年7月の記事一覧

蒸しなすの冷やしだししょうゆ

暑い夏は、できるだけコンロの前に立ちたくないですよね。 なので、なすは電子レンジで蒸してしまいます。 だし汁は、お湯を沸かしてとってもいいのですが、 昆布を水につけておくだけの昆布だしなら、これまた火を使わずにすみます。 顆粒のだしのもとなら、水に溶かすだけでもいいんじゃないでしょうか。 1 なす1本はヘタを取り、ラップでぴっちりと包んで電子レンジで3分ほど加熱する。粗熱がとれたら冷蔵庫で冷やす。 ヘタを切り落とすのは、なすが破裂するのを防ぐためです。 3分加熱して中まで

オクラとモロヘイヤのねばポン

ねばねば系の食材はいろいろありますが、夏野菜のねばねば二大巨頭といえば、 オクラとモロヘイヤではないでしょうか。 そこで両者にタッグを組んでもらい、ねばねば小鉢を作ります。 混ぜるほどにねばねばして、食べるほどに元気がねばねば出てきますよ。 1 オクラ4本はガクを取り除く。モロヘイヤ2〜3枝は葉を摘み取る。きゅうり1/2本は7ミリ角に切る。 モロヘイヤの茎はかたいので、ちょっと面倒ですが、葉を摘み取って使います。 きゅうりの役割は、ねばねばにカリカリ食感加えること。 な

カリフラワーのカレーマリネ

肉や魚料理のつけ合わせに、白ワインのおつまみに、作りおきにと、大活躍するマリネです。 カリフラワーの食べ方は、ゆで立てをマヨネーズをつけて食べるのと、このカレーマリネが大好きで、どちらにするか、いつも迷います。 1 カリフラワーは小房に分け、かためにゆでてジッパー付き食品保存袋に入れる。 保存袋を使うことで、少量のマリネ液で漬けることができます。 2 カリフラワーが熱いうちにらっきょう酢適量をそそいでカレー粉小さじ1くらいを加え、袋の口は開けたまま、軽くふってらっきょ

クミンピーマン

サラダも、炒め物も、クミンシードを加えるだけで、コジャレタ料理に変身します。 肉料理のつけ合わせにおすすめです。 1 ピーマン2コはひと口大の乱切りにする。 二等辺三角形になるように、縦に切っていきました。 2 フライパンにサラダ油大さじ1、クミンシード小さじ1、塩小さじ1/2を入れて火にかけ、油が温まってきたらピーマンを入れて炒め合わせる。 油に塩を混ぜてから火にかけると、素材にまんべんなく塩味がつきます。 今回はそこまでではありませんが、青菜炒めなど手早く炒めな

蒸し牡蛎

殻つきの牡蛎って、売っていてもなかなか手が出ないですよね。 どうやって開けたらいいのかわからないし、道具もないし、、、 でも、蒸し牡蛎なら、専用の道具もいらないですし、簡単に殻をはずすことができます。 しかも、ぷっくりと蒸しあがった牡蛎のうまいことといったら! 生牡蛎よりも、こちらのほうが好き、という人も多いのではないでしょうか。 1 牡蛎は殻をタワシでよく洗い、鍋に重ならないように並べ入れる。 フライパンでも大丈夫です。 2 酒をふり入れ、フタをして中火にかける。

ズッキーニのピカタ

野菜の中で、ズッキーニはメインのおかずになれる貴重な存在です。 シャクッとした独特の歯ごたえを生かした一皿です。 ワインのおつまみとしても活躍しますよ。 1 ズッキーニは1センチほどの輪切りにする。 少し厚めのほうが、食べごたえがあっていいと思います。 2 卵はボウルで溶きほぐし、粉チーズ大さじ1、塩小さじ1/2、こしょうを混ぜ合わせる。 あとから思ったのですが、ここにおろしにんにくを入れてもいいかもしれません。 3 ズッキーニに薄力粉をはたきつけ、2のボウルに1

しゅうまい餃子

餃子の皮があまっていました。 でも、食べたいのはしゅうまい。 で、餃子の皮でしゅうまいを作ることにしました。 コウケンテツさんがYouTubeでしゅうまいを作っていて、 それはフライパンで蒸して、水分がなくなったら、そのまま皮に焦げ目をつけるというレシピ。 とてもおいしそうだったので、そこを真似させてもらいました。 コウさんは、当然、しゅうまいの皮を使っていましたが、 餃子の皮を使えば、より焦げ目がおいしくなるはず、と思いまして。 中身はしゅうまい、外は餃子の料理です。

きんぴらごぼう

定番のきんぴらごぼうに、ピーマンをプラスしました。 きんぴらはいろいろな野菜で作ります。 好きなのは、れんこんとセロリの組み合わせ。 春にはうどもいいですね。 1 ごぼう1/2本は縦半分に切り、斜め薄切りにする。にんじん1/2本は縦4等分にして、斜め薄切りにする。ピーマン2コは縦に8等分する。 ごぼうは皮はむかずに、タワシで洗うだけ。切ったあと、水にさらしたりもしません。 ピーマンは種も食べてしまいます。 2 フライパンにごま油大さじ2を熱し、中火でごぼうを炒める。5分

ぶり豆腐

梅雨寒の夜、あったかいものが食べたくなって、作りました。 ぶり大根の大根もおいしいですが、煮汁の染みた豆腐もおいしいですよ。 フライパンひとつで作れるのも、うれしいポイントです。 1 豆腐は食べやすい大きさに切る。しょうがを薄切りにする。 ぶりの水気をキッチンペーパーで拭き取っておきます。臭みのもとなので。 2 フライパンに水1カップ、しょうゆ大さじ11/2、砂糖大さじ11/2を合わせ、強火にかける。 最初から最後までずっと強火です。 3 煮汁が沸騰したらぶり、豆

鴨ロース肉の赤ワインソース

豚肉、牛肉、鶏肉に比べて、あまり食卓にのぼらないため、 ただ焼いただけでもご馳走感が出るのが、鴨肉です。 輸入物なら、意外に手ごろな鴨肉が手に入るので、ネットで探してみてください。 レストランで食べたら、とんでもない料金になっちゃうんだろうな、、、 1 鴨ロース肉は皮目に7ミリ間隔で斜めに切り込みを入れ、塩こしょうする。 鴨肉は室温に戻しておきます。 皮に切り込みを入れることで、余計な脂が出やすくなります。 脂が強いので、皮目の塩こしょうは多めにします。 2 フライパ

アボカドのブルスケッタ

おいしいパンを買ってきたら、このガーリック風味のアボカドペーストはおすすめです。 ガーリック風味といっても、にんにくはそこまで主張せず、うまみがプラスされる感じです。 白ワインにばっちり合いますよ! 1 アボカドは皮と種を取ってボウルに入れ、フォークなどでなめらかになるまで押しつぶす。 アボカドは縦に包丁を入れ、種に包丁を当てながらグルリと1周切り込みを入れます。手でひねって2つに分けて、あとはスプーンなどで果肉をくりぬいてください。 2 1のアボカドに、レモン汁大さじ

ごろごろ野菜のバター風味

借りている畑で採れた野菜で作りました。 採れたて野菜の力強い味を楽しみたいときは、手をかけずにシンプルに調理します。 買ってきたものも、収穫したものも、結局、野菜はあまり手をかけずに料理したほうが、素材が生きておいしい気がします。 ひとつの鍋で、固い野菜から順に入れてゆでていくだけの料理です。 1 鍋にじゃがいもとたっぷりの水を入れて強火にかけ、沸騰したら中火でゆでる。 新じゃがなので、皮つきのまま食べてしまいます。 ずっとこの鍋でゆでていくので、お湯は多めにします。

ごぼピー牛肉の甘辛炒め

牛肉のしぐれ煮が大好きで、よく作ります。 あそこまで佃煮的にせずに、材料も細かく切らずに作ってみたのが、これ。 ごぼうも牛肉も存在感ある大きさなので、食べごたえのあるおかずになりました。 こっちのほうが、断然、手間も時間もかからないのがいいところです。 ついでにピーマンも入れたのは、畑でたくさん採れたから。 でも入れて正解でした。 ごぼうにも牛肉にも、ピーマンは相性抜群なので、あわないはずはありません。 さっと炒めるだけで作れる、ごはんがすすむおかずです。 お弁当にもおす

鶏肉と夏野菜の蒸し煮

「鶏肉のトマト煮込み」「鶏肉のソテー、ラタトゥイユ添え」といったメニューがありますが、この料理はその親戚。 料理を作るのが面倒なとき、時間があまりないときに、よく作ります。 簡単なのに栄養バランスがとれますし、何より、ちゃんとした料理に見えるので。 冬は缶詰のトマトの水煮を使って、きのこやじゃがいもなんかを入れて。 夏は生のトマトを使って、畑でとれた夏野菜をたくさん入れて。 トマトの大きさや水分量で、煮汁の多い少ない、味の濃い薄いが変わってきますが、それはそれで、それぞ