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ごっこ食堂

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「お店で出てくるような料理をうちごはんに」をコンセプトに、手間も時間もかからずに、おいしくできるシンプルなレシピをご紹介しています。
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2020年6月の記事一覧

鯛とひらまさの握り

自主トレです。 この鯛をさばきます。 握り用に、鯛は半身、右はひらまさの柵を切りつけました。 ちなみに、前日は鯛の半身は皮を湯引きして、ひらまさとともに刺身にしました。 握りはひとり8貫ずつで2人分できました。 ぜんぶで16貫。 頭は梨割りにしてほかのアラとともにみそ汁にしました。 シャリがあまったので、前に作っておいたかんぴょうで巻物にしました。 3本できました。 かんぴょう巻きだけは、なぜか四つ切りにします。

なべしぎ

なすとピーマンのみそ炒めです。 もう一品ほしいときや、作りおきのお惣菜としてもおすすめ。 ここに豚肉を加えれば、メインをはれるおかずになります。 そのときは、まず最初に豚肉を炒めてから、少し油を足して、なすとピーマンを炒めるという順番で。 ごはんにも日本酒にもあいますよ。 1 ボウルにみそ大さじ1、砂糖大さじ1、酒大さじ2を合わせる。 酒でみそと砂糖をよく溶かしてください。 2 なす1本、ピーマン2コは縦半分に切り、1センチ幅に切る。 ピーマンは種ごと食べてしまい

トマトのブルスケッタ

バゲットにトマトマリネをのせただけのブルスケッタです。 このトマトマリネは、冷製パスタのソースにもなります。 そうめんと和えてもおいしいですよ。 1 ミニトマトは4等分に切る。 縦4等分ではなく、縦横に4等分します。トマトのエキスが出て、オリーブ油と合わさったジュースがおいしいからです。 2 ボウルにミニトマト、塩、こしょう、レモン汁、オリーブ油を合わせ、しばらくおく。 冷たく食べたいときは冷蔵庫で。 しばらくおくことで、トマトから水分が出てきて全体がまとまったものに

かぶと油揚げの煮びたし

煮物というと時間がかかって大変そうですが、煮びたしなら、あっという間に完成です。 今回はかぶを使いましたが、小松菜、白菜、キャベツなど、さまざまな葉物野菜と油揚げを合わせて一年中作ります。 油揚げをベーコンや豚こまなどに変えても、また違った煮びたしに。 バリエーションは無限に広がります。 1 かぶは8等分のくし形に切る。かぶの葉は4センチ幅に切る。しいたけは5ミリ幅に、油揚げは細めの短冊に切る。 かぶは火が通りやすいよいに、薄めのくし形に切りました。 2 鍋にだし汁

鶏肉のしょうが焼き

献立に困ったとき、よく作る料理です。 簡単だし、まずく作りようがないのがいいところ。 ごはんをタラフク食べたいときにも最適なおかずです。 前の晩に漬け込んでおけば、翌朝は焼くだけなので、 お弁当にも重宝します。 1 鶏もも肉は皮目を下にまな板において、肉の繊維を断ち切るように垂直に切り込みを入れ、縦半分に切る。 切り込みは、調味料を染み込みやすくするためと、焼いたときに肉が硬くなるのを防ぐため。1.5センチ間隔くらいでいいと思います。 縦半分に切るのは、2人分だからです。

ゴーヤータシヤー

那覇にあった沖縄料理店「ままや」で食べた、ゴーヤーと卵だけのゴーヤーチャンプルー。 ずいぶん潔いゴーヤーチャンプルーだな、と思ったものです。 ままやの料理については、こちらでも書いています。 あとで知ったのですが、豆腐が入っていない炒め物はチャンプルーとは言わず、「タシヤー」というのだそう。諸説あるようですが。 ままやのメニューにはどう書いてあったのか、今となっては知る術がありません。 今回は、ゴーヤーの種もワタも取り除かずに使いました。炒め油を多めにして、ゴーヤーの苦

ふきと豚ばら肉の炒め煮

以前、「ふきと油揚げの炒め煮」のレシピを書きました。 https://note.com/naofukuu/n/n8130d892838d この油揚げを豚ばら肉に変えてもきっとおいしいだろうと思い、作ってみました。 油揚げのバージョンは日本酒のおつまみ、 豚ばらバージョンはごはんのおかず、といった感じです。 というか、おいしすぎて、ごはんがとまらない! ちょっと佃煮風なので、お弁当にもいいと思います。 1 ふきは下処理をして、斜め切りに。豚ばら肉は3センチ幅に切る。

じゃがいもの酢の物

これは、ゆで加減が唯一のポイントの料理です。 シャキッとした歯応えはありつつ、生ではない、そのタイミングでお湯からあげて水にとります。 1 じゃがいもはせん切りにする。 収穫したてのじゃがいもで、皮が薄かったので、今回は皮はむかずに作りました。 2 鍋に湯を沸かし、沸騰したら1を入れ、じゃがいもに透明感が出はじめるか、その直前で氷水にとる。 実際には、頻繁に食べてみて、じゃがいものゆで加減を確認しています。 3 じゃがいもの水気をしっかりきってボウルに入れ、らっきょ

シーフードのレモンマリネ

この料理を作るときは、必ず白ワインを冷やしておきましょう! 夏に何度もリピートしたいおつまみです。 1 マリネ液を作る。ボウルにオリーブ油大さじ3、レモン汁大さじ3、塩小さじ1/2、こしょう適量、タイムの葉適量を入れて混ぜ合わせる。 乾燥タイムでもかまいません。小さじ1くらいでしょうか。 2 フライパンにサラダ油大さじ1、にんにくのみじん切りを入れて弱火にかける。 にんにくを入れてから火にかけます。にんにくを焦がさず、香りを油に移すためです。 3 香りが立ったらシー

タマナーチャンプル

タマナーは沖縄言葉でキャベツのこと。 つまりタマナーチャンプルーは、キャベツのチャンプルーです。 あまり沖縄の居酒屋でもメニューにないような気がしますが、見落としているのでしょうか。。 沖縄でわざわざキャベツ食べなくても、という意識が働いて、目に入ってこないのかもしれません。 1 木綿豆腐は水きりして、角切りにする。 豆腐の水きりは、キッチンペーパーに包んでバットなどに入れ、皿をのせて、その上に缶ビールを絶妙なバランスで置いてやっています。 2 キャベツは食べやすい大

イサキとカツオの寿司

梅雨イサキともいわれ、いまが旬のイサキをさばき、カツオとともに握りました。 シャリは赤酢です。 もう少し酸っぱいシャリが好みなので、次回は米酢とブレンドしてみようと思います。

油淋鶏

はじめて作る料理の味つけは、すべての調味料を同量にして作ってみることが多い。1対1の法則です。 そうしてできあがったものを食べれば、何が多くて何が少ないのかがよくわかるから。次からは自分好みの味に調整していくことができるのです。 いつか作りたいと思っていて、あまりに好きすぎて手を出さずにいた料理があります。 油淋鶏です。ランチで中華のお店に入って、メニューに油淋鶏があれば、90パーセントの確率で注文してしまいます。 店ごとに微妙に違っていて、好みだったり好みでなかったり。

島らっきょうの塩漬け

沖縄に行くと、毎回、ジップロックを持ってくればよかったと思います。 島らっきょうを買って帰りたいから。 以前、普通のビニール袋に入れて持って帰ったら、帰りの飛行機も、電車でも、島らっきょうの匂いがもれて大変だったのです。 最近は、家の近所でもときどき売っているので助かります。 しかも、皮をむいた状態で売っているときもあり、うれしくなります。 あの薄皮をひとつずつむくのは、なかなか根気がいる作業ですから。。。 皮をむいた島らっきょう見つけたので、さっそく塩漬けにしました。

マーミナチャンプルー

「マーミナ」は沖縄の方言でもやしのこと。 なので、マーミナチャンプルーは、もやしのチャンプルーです。 沖縄の市場では、あちこちでおばぁたちがゆんたく(おしゃべり)しながら、 もやしのひげ根をとってますね。 あれにもうまい人と下手な人がいて、年上のおばぁだからといって、うまいわけではなく、若いおばぁのほうが目がいいので、早くて手際がいいそうです。 今年の2月ごろに沖縄を訪れたとき、ゆんたくに混ぜてもらって、教えていただきました。 1 豆腐は水きりをして、ひと口大の角切りにす