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365日のレシピ  ・・・せっかく、まいにち食べるなら

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#旬の食材

新じゃがの粉ふきいも、木の芽みそ和え

春の食材ふたつで作るひと品です。 大人のポテサラといった趣。 新じゃがは粉ふきにしました。 ただゆでたじゃがいもよりも、和え衣がよくからむ気がします。 とてもおいしいので、ぜひ作ってください。 皮つきのままです。 粉ふきいもではなくなりますが、 ゆでずに電子レンジで加熱してもかまいません。 鍋底にじゃがいもの表面から落ちた芋粉(?)がこびりつきますが、気にしません。 粉ふきいもを作るときは、どうしてもそうなります。

さわらのソテー、木の芽みそソース

「鰆」と書く、春を代表する魚さわらを、やはり春になると若葉が芽吹く木の芽のソースでいただく一皿です。 ふっくらした白身と木の芽の香りはよく合います。 冷酒と一緒に召し上がってください。 1 さわら2切れは塩少々をふって10分ほどおき、水気を拭き取る。 表面に出てきた水気は臭みの原因になるので、キッチンペーパーできちんと拭き取ってください。 2 フライパンにサラダ油少々を中火で熱し、さわらを皮目を下に並べ入れる。皮がこんがり焼けたら弱火で焼いていく。 裏返さずに、皮目か

若竹煮

いよいよ、たけのこシーズンですね。 たけのこをゆでたら、まず食べたいのが若竹煮です。 先端のやわらかい部分を贅沢にいただきます。 ゆで立てのたけのこは、まるでとうもろこしのような香りがします。 なので、煮汁は薄味にして、たけのこの風味を存分に楽しみましょう。 ちょうど出回っている新わかめを、最後に合わせてさっと火を通しました。 1 ゆでたけのこは先端の1/3本を食べやすい大きさに切る。 若竹煮は、市販のものでなく、ぜひ自分でゆでたたけのこを使ってください。 味わいも香りも

なべしぎ

なすとピーマンのみそ炒めです。 もう一品ほしいときや、作りおきのお惣菜としてもおすすめ。 ここに豚肉を加えれば、メインをはれるおかずになります。 そのときは、まず最初に豚肉を炒めてから、少し油を足して、なすとピーマンを炒めるという順番で。 ごはんにも日本酒にもあいますよ。 1 ボウルにみそ大さじ1、砂糖大さじ1、酒大さじ2を合わせる。 酒でみそと砂糖をよく溶かしてください。 2 なす1本、ピーマン2コは縦半分に切り、1センチ幅に切る。 ピーマンは種ごと食べてしまい

トマトのブルスケッタ

バゲットにトマトマリネをのせただけのブルスケッタです。 このトマトマリネは、冷製パスタのソースにもなります。 そうめんと和えてもおいしいですよ。 1 ミニトマトは4等分に切る。 縦4等分ではなく、縦横に4等分します。トマトのエキスが出て、オリーブ油と合わさったジュースがおいしいからです。 2 ボウルにミニトマト、塩、こしょう、レモン汁、オリーブ油を合わせ、しばらくおく。 冷たく食べたいときは冷蔵庫で。 しばらくおくことで、トマトから水分が出てきて全体がまとまったものに

アスパラとスナップエンドウの温卵のせ

イタリアの家庭料理の定番に、ゆでたアスパラガスにポーチドエッグをのせて、 とろりとした卵をソースにして食べる料理がある。 ポーチドエッグは、作るのにちょっとだけ集中力がいるので、温泉卵でやってみた。 せっかくなので、スナップエンドウも添えたら、春らしい一皿になった。 アスパラとスナップエンドウの温卵のせ [材料] アスパラガス 適量 スナップエンドウ 適量 卵 ひとり1コ 塩、こしょう 適量 [作り方] 1 温泉卵を作る。鍋に卵がかぶるほどの湯を沸かし、沸騰したら卵をそ

カリフラワーの木の芽みそマヨ和え

木の芽みそをまとめて作っておくと便利だ。 ゆでた野菜を和えたり、魚にぬって焼いたり、ただ焼いただけの肉につけて食べたり。木の芽みそと合わせるだけで、手の込んだ料理の趣になる。 今回、以下の分量で作った木の芽みそを、ためしに冷凍してみた。 まだ解凍して食べていないが、もし味に問題なければ、一年中、木の芽の香りを楽しめる。 木の芽みそ [材料] 木の芽(山椒の葉) 片手にふんわり山盛り 白みそ 大さじ3 砂糖 小さじ1弱 みりん 小さじ1弱 [作り方] 1 木の芽をすり鉢でペ

いわしのレモンマリネ

スペインのバルにありそうなお惣菜をイメージして作った料理。 この料理でもっとも大切なのは、作る前に、まず白ワインを冷やしておくこと。 食べると必ず飲みたくなります。 いわしは、できるだけ丸く太ったものを買い求めるのもポイント。 レモンの酸でかるくしまった肉厚の身は、食べごたえがあっていわしのうま味を堪能できる。 塩は味つけの役割もあるが、魚の臭みと水分を外に出すために、全体にまんべんなく、薄くふった。 正式な作り方かどうかはわからないが、コハダの仕込みの要領で作った。

たけのこステーキ

春限定のおつまみ。 たけのこを買って自分でゆでると、いろいろなたけのこ料理が楽しめる。 まずは若竹煮でみずみずしいたけのこをシンプルに味わいたい。 翌日は土佐煮や鶏肉と煮たりする。 煮物が続いて3日目くらいに、この料理が登場する。 おつまみだけでなく、ごはんのおかずにもなる。 作り方もごく簡単な、おすすめのたけのこ料理だ。 たけのこステーキ [材料] ゆでたたけのこ 3センチ しょうゆ 大さじ1 みりん 大さじ1 サラダ油 大さじ1/2 粉山椒 適宜 [作り方] 1

こごみの木の芽和え

借りている畑の片隅に、小さな山椒の木が生えている。 冬の間は枯れ枝のようになってしまうが、 春になると命を吹き返したように、やわらかいおいしそうな葉をたくさんつける。 ちょこっとちぎって指の腹で軽くこすると、山椒のいい香りがどばっと溢れ出てくる。 いまが採りごろと、どっさりつみとった。 たくさんの山椒の葉をすり鉢であたり、ペースト状になったら、白みそと砂糖をあわせる。 この木の芽みそでたけのこを和えれば最高だが、今日はない。 何と和えようかと冷蔵庫を物色。 これまた旬の山菜