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#15 初個展 在廊3日目と4日目

7月8日(土)

個展も前半が終わり、折り返し地点の日。
ありがたいことに、次から次へと人が来る。久しぶりに会う人には近況報告から始めるのでどうしても長くなってしまう。
「どうして先生辞めたの?」と聞かれても、とてもひとことでは説明できない。「元気そうでよかった」と言われることが多くて、そんなに心配されていたのかと今さらながら気づく。
はい、わたしは元気です。好きなことしかやっていないので、とてもすこやかです。

来てくれた人には、「番台に座れるよ!」とすすめて写真を撮る。視点が高くなって全体を見渡せるのは、なかなか貴重な体験。赤い座布団に座ると恥ずかしそうな人、テンション上がる人、いろいろ。

はなしの可視化実践講座を受講していたときのメンバーが、連れ立って見に来てくれた。
講師だったかりんさんと出会っていなかったら、手描き人生マップも作っていなかったし、個展も開いていなかったはず。そう思うと、人とのご縁やタイミングってすごい。

個展会場からすぐのSANDWICH SHOP OCEANでサンドイッチではなくタコライスを食べ、そのあと入谷の朝顔まつりを覗きに行った。2日前にはたくさん並んでいた朝顔の鉢がほとんど残っておらず、「完売御礼」の札しか残っていない。さすが最終日。限定御朱印も初日に手に入れておいてよかった。

朝顔まつりの会場近くで、クラフトビール&日本酒&和雑貨の屋台村があることを知り、ふらふらと立ち寄る。氷川ブリュワリーの4種飲み比べセットと八戸前沖さばの燻製を購入。暑いので水のようにビールを飲んでしまう。

午後2時ごろ、会場に戻る。午後も次々と知っている人たちがやってくる。
個展をやってよかったことの一つに、自分が今やっていることを見てもらいながら、側で説明ができるというのがある。
作った手描き人生マップはインスタなどにも載せているが、インタビューメモやラフスケッチは一部分しか公開していない。それらを見せながら、こうやって作って、こういうところが大変で、でもこういうところがおもしろくて、これからはこういうこともやりたくて、ということを語れるのがいい。

夜は小野照崎神社に行き、夏夢開きの交流会に参加させてもらった。描き手として参加していたグラフィッカーさんたち、SNSでは繋がっていたけれど実際に会うのは初めてという人たちと話ができた。他の場所でのイベントについても紹介があり、また次につながりそうな感じ。

絵師として参加してないけど、個展の案内ハガキを持って混じってみた

明日も在廊するので、今夜は入谷駅近くのビジネスホテルに宿泊。
たくさんの人に会って、入ってくる刺激が多すぎて、脳みそがくたくた。体は疲れているのだけれど、わたしってこんなに応援されてるんだな、愛されてるんだなと実感できることが多くて、にやにやしながら眠りにつく。

7月9日(日)

前日に続き、ほぼ一日在廊。
事前に「行くよー」と連絡をくれていた人が3人。当日になって「今日行けそー」と連絡をくれた人が9人。示し合わせたかのように少しずつ時間がずれていたので、全員と話ができた。

「どうやってこの場所(レボン快哉湯のこと)を見つけたの?」
「人生マップ1枚完成させるのに、どれくらいの時間がかかるの?」
が、よく質問されることなので、何回も話しているうちにだんだんと返しがなめらかになっていく。

お花やお菓子などたくさんの差し入れをいただいた。
帰宅後に賞味期限、消費期限を外箱にマジックで記入し、食べる順番を決める。まずはともかくバウムクーヘン、ということが分かった。

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