マンガ大賞2020を受賞した、ブルーピリオドを読んでみた!

みなさんこんにちは、なおちゃんです!

皆さんはマンガ大賞2020を受賞したブルーピリオドを知っていますか?

これを読んだら 今まで全く美術に興味がなかった方も、ちょっと美術館行ってみようかな、久しぶりに絵を描いてみようかな と思える漫画です。

現在販売されている7巻まで読んだ感想をまとめていきます!

〈ストーリー〉
勉強も運動も友達との関係もそつなくこなす高2の主人公くん。ある日美術部の絵に惹かれ、それを機に友人の誘い?もあり美術部へ入部します。絵を描いていくうちに、主人公にとって絵を描くことが初めて心の底から真剣になれるものだと実感します。その頃進路に悩んでいた主人公は、学費の安い国立の東京藝術大学へ合格することを目標にストーリーが展開されていきます。

ブルーピリオドを読んでいて、なおちゃんのここが好き というのが二つあります。

一つ目は、主人公が受験を通して絵と向き合うのと同時に自分自身についても向き合っていきます。

最初の方は初めてこんなにも興味を持って向き合える事や絵を描く事を楽しく感じていましたが、徐々に壁にもぶつかります。

その中で好きなことだからといって心が折れかかる時もあることを主人公は体験します。

けれど、そこで終わらないのがこの主人公の強み。もともと、友達と朝まで遊ぶ反面時間を見つけて勉強したりと努力家で、根はやることはやる真面目さがあります。

受験のために予備校に入り、才能を持つ人達と出会いますが、元からある彼の強みを活かして困難を乗り越えていく姿は、心に強く響きます。

沢山の事がこの世にあるけれど、その中で自分がやりたいと想えるものに一生懸命に取り組めるのって人間だからこそ出来ることではないでしょうか?

でも、なかなかそれをやっている人はいない。それを味わったことがない人が多いのも現状。好きなことや夢に向かって頑張ってはいるけれど、中々上手くいかない人 もいます。

だから、この主人公が 美術ど素人が藝大へ 入る難しさを知ってる人から無理ではないかと思う事へ向かって取り組む姿は、とても輝いていてかっこよくて、彼に自然と心が惹かれます。

次に二つ目としては、その他の登場人物です。
人は誰しも誰かの支えなしに生きていくことは難しいです。

また、誰かがいるからこそ自分という存在を知って認識することもできます。

ブルーピリオドでは、主人公を囲む登場人物達によって、主人公に何かかしらの影響を与えます。

それは、主人公の受験へ向けてメンタル面を支えてくれる人。主人公を成長させてくれる人。

一人として欠けてはいけない登場人物達がどう主人公と接していくのか、態度や言葉に是非注目してみて欲しいです。

今回初めて漫画大賞を受賞した作品を読みました。なぜ受賞したのか 読み終えたあと わかると思います。

ただの受験漫画ではないです。一人の高校生という立場の子が受験を通して展開される成長ストーリー。

これから受験を控える子にとっては、自分の進路のことについて真剣に考える機会につながったり、受験を頑張れる支えになるかもしれません。

その他学生も大人も自分を見つめ直すきっかけやもしかしたら読んでる本人が美術にめざめるきっかけになるかもしれない。

読んだ人へ何かしらの影響を与えてくれるそんな漫画だと私は考えています。

漫画苦手という方もなぜこの漫画が大賞になったのかというのを知るために読むのもオススメします。

こんなに一つの漫画で多様な学びを得られるのはそうそうないと思います。

気になった方是非漫画見てみてください。心の底からオススメできる漫画となっています!

知ってるよって方やこの機会を機に読んでみた方は、是非コメント頂けると嬉しいです😊



これからも私が発する事が誰かの笑顔に繋がるように精進していきます。そんな私を支えてあげてもいいよという方ぜひサポートしていただけませんか。