夢は見るためのものじゃない叶えるためのもの。

2019年4月13日 01:13

dreamというアーティストを
知っているだろうか。

2000年にavexからデビューし、
足掻き、叶うことなく、
願う意味での夢となってしまった、
まさにdreamという名前に
相応しいアーティストを。

僕が始めて認識したのは、
2000年10月。
アニメ犬夜叉のEDを歌っていた。
その頃はまだ主題歌の1つだ
という程度の認識だった。

好きになったのは
その約1年後、
アニメヒカルの碁のOPが
きっかけだった。

人生で1番最初に買ったCDで、
今もなお、毎朝アラームで
聴いているくらいに、
好きな曲である。

当時中学生だった僕は
シングルやアルバムを購入。

ライブにこそ行けなかったが、
学生なりに推せていたと思う。

2002年6月に
1番好きだった松室麻衣が脱退。
（あえて卒業とはかかない）

彼女の歌詞が好きで
歌詞や文章に興味を持ったので、
ショックといえばショックだった。

ただ、人数が増えた直後の
最初のシングルも
ヒカルの碁のEDだったので、
買った。

思ったより悪くない。
そう思ってからは物凄い推す、
という程ではなかったが
新曲が出れば聴く、
くらいには好きだった。

その頃から微々と
ずっと追いかけていた。
そんな鳴かず飛ばずの数年だった。

dreamがDRMに、
そしてDreamに。

松室麻衣の後には
阿井莉沙、
長谷部優、
山本紗也加、
橘佳奈
が脱退。

そうして残った
Ami、Aya、Shizuka、Erie。

ここからまだ紆余曲折あるが、
まさか、E-girlsの一員として
人気が出るとは正直、
全く思ってもいなかった。

DreamがE-girlsから抜けるまでは、
E-girlsは毎回聴いていた。

だけども。
DreamがDreamとして曲を出すことが
どんどん少なくなっていた。

金スマにDreamとして出たり、
E-girlsで紅白に出たりと。
少しは話題にもなったりもした。

Amiが「Dream Ami」として
ソロデビューをして。

Erieが脱退して。
Dreamとして、グループとして
もう活動しないことを知って。

ショックだったけど。

個人ではやっていて。
グループを辞めた彼女らは
また別で活動していて。

定期的に行くのは
橘佳奈のライブで。
「スナック橘」は
毎回欠かさず行っている。
基本カバーライブなのだが、
Dreamの曲を毎回歌ってくれている。

前回行ったときには
長谷部優も登場し、
まさかの人生最初に買ったCD
「Get Over」を歌ってくれた。
松室麻衣がいなかったけども。

生で「Get Over」を聴ける日がくると
思っていなかった僕は。
アップテンポな曲なのにも関わらず、
号泣していた。

そのような形で
メジャーではないけども、
活動している人だっている。

dreamは、dreamという名前で
夢は叶わなかったけど。
Dreamという名で
もっと有名になってほしかったけども。

dreamの2nd Album「Process」には
こう書かれている。

夢は見るためのものじゃない
叶えるためのもの。
そう、ここはひとつの通過点・・・

そう、
各自で夢を叶え始めたり。
まだ追っていたりする。

そんな彼女らを。
僕はいつまでも応援し続けるだろう。

いつかどこかで集まって、
また歌ってくれることを
ほんの少しだけ胸に秘めて。

オリジナル3人のdreamを、
いつかどこかで観れたらいいなぁ。

夢は見るためのものじゃない 叶えるためのもの。