脱フュージョンとリフレーミングについて(1)
今回はACTや心理学ではお馴染みの脱フュージョンとリフレーミングについて説明したいと思います。
この2つはそんなに複雑ではないし、何も用意せずにすぐに練習できるお手軽なメンタル管理テクニックなので知らないうちにやってていた人も多いでしょう。
しかし、こうして名前がついていることことなんだぁ〜と再認識することで自分がメンタルを病み視野狭窄に陥っている時でもこの思考にたどり着きやすくなります。
だから、改めて説明していきたいと思います。
まず脱フュージョンとは簡単に言えば思考と事実を切り離すことです。
例えば何か仕事でミスをしたとします。
そして、そのミスによって周りの人に迷惑をかけたと、、申し訳ない気持ちになったとしましょう。
この時、仕事でミスをしたことは事実ですが、申し訳ない気持ちになったというのは単なる思考に過ぎません。
この思考は事実と違い、別に現実ではなく、いわば妄想なのです。
なのでこの思考をさも事実かのように、思考と事実を融合(フュージョン)させるべきではないのです。
もちろん、ミスを反省するな!というわけではありませんが、必要以上に自分を追い詰め被害妄想で苦しむ必要はないということです。
「仕事でミスして、迷惑かけちゃったけど、、、実際みんながどのくらい迷惑って思ったかなんか分からないから考えてもしょうがない。それよりミスという事実に対してどうリカバリーしようか考えよう」
そのくらいに考えるということが大切というわけです。
さらにオススメの脱フュージョンのやり方としては
その感情を替え歌にしてみてくださいw
嘘でしょ?みたいなやり方ですが、結構有名な脱フュージョンのやり方で馬鹿らしさも相まって結構効果はあります。
今回はこのくらいにして、次回は脱フュージョンを踏まえた上でのリフレーミングについて説明したいと思いますので、ぜひそちらも見てくれたら嬉しいです。
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