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プログラミングスキルを確実に身につける方法を現役エンジニアが考えてみた

①目的を持つ

 ずばり「なぜプログラミングを学ぼうとするのか?」という動機付けからすべてから始まるように思えます。

 「ゲームを作りたい」「アプリを作りたい」「業務を自動化して楽をしたい」など、なんでもいいと思いますが、まずはその動機が強ければ強いほど良いと思います。逆にそれがないとかなり高い確率でいずれ挫折するでしょう。

 英語学習でもそうでした。多くの人が英語を学び始めますが、日本人の9割はどこかで挫折するような気がします。それは「動機がない」からです。英語もプログラミングもツールです。使わなければただのツールで終わってしまうのです。

②基礎をざっくりと勉強する

 やりたいことが見つかったら、まずは基礎をざっと勉強します。あくまで「ざっくり」でいいのです。

 細かく始めると正直、退屈になります。そして、この段階ではすべてを理解することはできません。

 日本人は真面目なのですべてを理解しようとしますが、完璧にやろうとして挫折した人を何人も見てきました…。

 基礎をやるだけなら下記のようなオンラインスクールもおススメです。

③目標達成に必要なことをやる

 基礎をざっと理解したらあとは手を動かして実際に作ってみるとなります。
 すべてを自分で考える必要はありません。youtube、書籍、等々から最短で目標を実現できる方法を選びましょう。
 コピペでもいいです。私はどんどん貼り付けます。当然理解できないことも多いのです。が、ここでも完璧にはやらないこと。

「Done is better than perfect. (完璧を目指すよりまず終わらせろ)」

マーク・ザッカーバーグ(Facebook創業者)

 6割の完成度で大丈夫。まずは自分が実現してみたかったことを一通り作ってみて、細かいところは少しずつ手を入れて修正すればいいのです。

④他人のコードを読む

 自分のプログラミングを修正していく過程ではどうしても「他人」のコードをたくさん読む必要があります。そう、たくさん読んで、エラーを直して、また読んで…。この繰り返しの中でプログラミングのスキルが高まっていくのだと思います。

 しかし、読めるからと言って書けるとは限りません。「いざ書こうとすると手が止まってしまう…」。恥ずかしながら私もよくあります。

 でもそんなことは気にしなくていい。

 英語の勉強もそうだったと思います。英語も「読めるけど書けない・話せない」ということはよくありましたよね?

 たくさん読んでいるうちに、いざ書こうとすると「あれ?これってあの本に書いていたな~」という事象が自然と出てきます。それを思い出してググってみると解決したなんてこともあります。

⑤読み・書き・ソロバン

 いかがでしょうか。「読めるようになることが書けるようになる」と言ってしまえばそれまでですが、
 昔の「読み・書き・ソロバン」という言葉には順番も意味があったのかな~と思います。

 たくさん読めば、書ける量は少しずつ増えていきます。書けるものが増えればソロバン、つまりロジックを考えたり、効率のよいアルゴリズムを考案したりということもできるようになる。そんな気がします。

 もちろん最初からできることではないと思います。まずは目標を持ち、モチベーションを保つことからはじめてみませんか?



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