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最近のわが家はシェアハウスっぽい

娘が1歳半のときから10年以上もブログを続けているものだから、長年の読者の方に「ご家族のファンです」というメールやメッセージをいただくことがある。

素直にとてもうれしい。けれど、われわれ家族のかたちは、年月とともに有機的に変化していると自分では思っている。

ひとり娘がひたすら可愛かった、乳児、幼児、小学校低学年までの時期は、いつも家族みんなでごはんを食べ、3人で旅をして、それはまるで結束の固いチームのように傍目には映っただろうし、自分たちにもその自覚はあった。

その後、中学受験に挑んだ2年半という苦しくも濃密な親子の年月は、ここnoteにも書き連ねてきた通りだが

そのトンネルも通過したわが家は今、次なる段階に進んだことを、日々感じている。

この感じ、たとえるならなんだろうなと、春ごろからずっと考えていたのだけれど、先日ふと思いついた言葉を口に出してみたら、夫が「そうそう、僕もちょうどそう思っていた」というものだから、ちょっとびっくりした。

それは、「なんか今のうちって、シェアハウスっぽい」

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2,142字
生きかた、はたらきかた、暮らし、モノ選びetc.のエッセイが12本入っています。

2022年12月発売のエッセイ集『すこやかなほうへ』(集英社)に収録されたエッセイの下書きをまとめました(有料記事はのぞく)。書籍用に改稿…

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