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M&Aアドバイザリーの新卒2ヶ月間を振り返ってみた

バックパック2個で東京へやって来て、早3ヶ月目。

ようやく新しい日常に慣れ、研修も終えて仮配属が始まるということで、この2ヶ月間の思い出を文章にしてみました。相変わらず話題には事欠かない生活やった……。笑



M&Aアドバイザリーって、こんなお仕事です

外資コンサル? FAS? アドバイザリー?

なんて説明したものかといつも戸惑う私ですが、一言で言えばM&Aのお手伝いをする職業に就きました。
買い手か売り手、どちらかの企業の側について対象企業の買収・合併、事業統合を実行するという、なんだかとっても難しそうなお仕事です。


M&Aアドバイザリーとか、FAとか、呼び方は色々あるっぽい。説明が大変なので、私はいつも外資コンサルと一言で片付けています。

でも本当はグローバルファームと呼ぶ方が正確で、世界中にオフィスがあって、東京オフィスでもたくさんの外国人の社員さんが働いてるの!海外大好きな私には、いつ見てもワクワクする光景です。


ちなみに財務の専門職。文学部で近代アラブ史を専攻していた私にはまるで違う畑で、毎日わーわー喚きながらも、たくさんのことを勉強させてもらっています。

アラブとは無縁と思いきや、私の大好きなイスラエル・テルアビブのオフィスに駐在してる社員さんがいて、とっっっても衝撃を受けたものです。私も早く海外出張行きたーい!
(まだ業務内容を語れるほどの知識も経験もないので、一旦この辺で……。)

滞在中、毎日通ったテルアビブのビーチ


ホテル暮らしをしてみたり

そんな社会人生活は、いわゆるホ(ス)テルの個室から始まりました。

Hotelpass(今はgoodroom)というサブスクを利用して、南千住のホステルに1ヶ月間滞在してみたのです。

ベッド。以上!机も椅子もないお部屋でした


よくよく考えなくても、机も椅子もないリモート研修はまあ地獄でした。姿勢が悪くなっちゃう……。

シャワーもキッチンも共用だから、自分の使いたいときに自由に使えない。拘束時間の増えた社会人生活においては本当にストレスで、ある夜に泣きながら決意しました。「GW明けには引っ越そう」って……。笑


でも良いこともたくさんありました。
ホステル内でお友達ができたり、お出かけするときはフロントの人が「いってらっしゃい!」って声をかけてくれたり。東京にひとつ馴染みのある街や路線が増えたり。

大阪を離れたばかりで、寂しくて仕方なかった時期の私には本当に救いでした。なんやかんや言ったけど、最初がホテル暮らしで良かったなあ。


GWはアメリカへ飛んだり

社会人最初の長期休みは、入社の数ヶ月前から旅先を決めていました。

それは愛すべき地元・大阪と、人生初のアメリカ!

LAといえばサンタモニカビーチ!活気に満ちてました


大好きな人に会いに、ロサンゼルスへ行ってきました。

名門・UCLAで授業を受けたり、映画館でマリオを観たり、ハリウッドのWalk of Fameを歩きながら有名人の名前を探したり。あの"La La Land"の舞台、グリフィス天文台で夜景も見た!

弊社のLAオフィスも発見


この旅で学んだのは、この世で一番贅沢な買い物は"思い出"だってこと。

一般的な女子大生らしく、ネイルや香水にお金をかけた時期もあった。でも私にとって、最も満ち足りた気分になれて、手持ちの選択肢が増えて、死ぬときにきっと思い出すのは、私だけの旅。卒業間近、一人でイスラエルへ入国したときにそう気付いた。


ロサンゼルスではほとんどの時間を恋人と過ごしたけど、それでも一人でたくさん考え事をする時間があって幸せでした。

異国でのんびり自分の人生に想いを馳せる、こんなに贅沢なことって他にない気がする。5日間のお休みがあれば、アメリカを満喫して帰って来られることがわかったので、まだまだ世界を巡りたいものです。
今年の目標は、中華圏を制覇すること!



一人暮らしの日常が豊かになったり

一人暮らしを始めて、趣味が増えました。
それはフィルムカメラとラジオを聴くこと。

フィルムカメラは、いつも素敵な写真を撮ってくれるTABIPPOの皆に憧れて。ラジオは、一人暮らしの静けさに耐えられなくなったころにPodcastの存在を知って。
あと御朱印集めも再開したよ!我ながら忙しいなあ。

ラジオのメモ取っちゃう。根が真面目なのでしょうか


まだまだ東日本を旅したいので、カメラ好きの方、神社仏閣好きの方、お誘いお待ちしてます。


まだまだやりたいことだらけって思ったり

京都の大学院に通いたい。
イスラエルに住んでみたい。
Forbesのインタビュアーになりたい。
世界一周して大好きな世界遺産を巡りたい。
またスポットライトの下に立って、誰かに語りかけたい。

やってみたいことが次々と湧いてくるけど、大学生活を振り返ると、あれが軸になってたって思えることが2つある。

失敗と、海外一人旅。


浪人しても仮面浪人しても、阪大には行けなかった。
外務省専門職と大学編入後のゼミは両立できなかった。
最初の就活は何ひとつ上手くいかなくて、休学した。

挫折とは本当に恐ろしいもので、元々高くはなかった自己肯定感が地の底まで削られます。
それはちゃんと後遺症となって、私の本能に刷り込まれてる。また地獄に堕ちたらどうしよう。今度こそ立ち直れないかも、取り返せないかもって。



そんな私が、今のところなんとかやっていけてるのは、やり方を変えれば上手くいくって学んだことと、海外一人旅の経験のおかげ。


会社で上手くいかないことがあっても、「まあ私は一人でインドもイスラエルも行けるしな……」と言い聞かせたら冷静になれます。私、本当はその辺の男の子よりも男前なんじゃないかとすら思えてくるもん。

ムンバイにて。世界遺産見たさにプチ登山したよ


これからも、9の失敗を、1の成功で帳消しにする人生でありたい。でもやっぱりダメージは大きいから、社会人生活はもうちょっと器用に送れたらいいなあ。

新卒1年目、楽しく働けますように!

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