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2020年 青森・北海道旅行記 #4 本州最北のターミナル青森駅

寝台列車も数多く停車した青森駅

アスパムを離れ、再び青森駅へ戻る。
ねぶたの家、アスパム、青森駅は比較的近いところにあるため、観光の際には便利な位置関係にあるのではないだろうか。

青森駅の駅名標

青森駅は、JR奥羽本線と第三セクター青い森鉄道が乗り入れている。
青い森鉄道は東北新幹線の新青森延伸前は東北本線だったが、新幹線開通に合わせて第三セクター化した。

弘前行きの列車

これはJR奥羽本線の車両。地方路線らしくボタンでドアを開閉し車内に入る形式だ。
大都市近郊では勝手にドアが開くが、これに慣れているとついうっかりボタンを押さないといけないと慌てるに違いない。

特急つがるの前面
つがるは秋田と青森の都市間を結ぶ貴重な速達列車だ

次に見たのは、奥羽本線の特急「つがる」。
新幹線があるとはいえ、まだまだ特急は人々の生活の足だと思う。
新幹線には新幹線の良さが、在来線には在来線の良さがある
今後もそれぞれの利点を活かした鉄道であってほしいと思う。

遠目からつがると在来線車両を望む
ホームから東京方を望む
ホームから青森港側の望む

青森駅は頭端式のホーム。
しかし、かつては青森港側にも線路が伸びていた。
というのも、青函トンネルがまだできていなかった時は、ここから青函連絡船が出ていたからである。
青函連絡船は列車のまま船に乗ることができるという凄い船だった。
このため、青森港側にも線路が続いているのである。

東京方・福島方(?)・三厩方
跨線橋から線路を望む
奥には青森ベイプリッジが見える

本州最北のターミナル青森駅。
一時期の賑わいはないが、今でもその面影は残っているように感じた。


次回はいよいよ本州を離れ、北の大地に足を踏み入れる

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