見出し画像

パリのおすすめカフェ・レストラン 5選 vol. 12

第十二回目を迎えたパリのカフェ・レストラン特集、今回もサクサク美味しくて素敵なお店を紹介していこう。



1. カフェ・パヴァーヌ(Cafe pavane)


こちらはパリのソルボンヌ大学やリュクサンブール公園の近くにあるカフェである。

なんとあの有名ショコラティエのジャン=ポール・エヴァン(Jean-Paul Hévin)の娘さんが経営されているお店とのこと。

こじんまりとした落ち着いた内装のお店のショーケースの中には、焼き菓子やキッシュ、ピロシキ(?!)、そして生菓子やマカロンが並ぶ。

ジャン=ポール・エヴァンのケーキも取り扱いがあるらしい。

ショーケースの中が美味しそうなのでついついたくさん写真を撮ってしまった。

テイクアウトだと少しコーヒーの値段も安く、エスプレッソ1.5ユーロからというお手頃価格。

席数がとても多いというわけではないが、シンプルな内装で落ち着く感じ。

奥のカウンターもお洒落。

メニュー表のイラストも可愛い。

パウンドケーキは4-5ユーロ、生ケーキは7.5-8ユーロという値段。

土曜日限定でモンブランやエクレアもあるらしい。

キャロットケーキとエスプレッソをオーダー。

エスプレッソはテーブルで頼むと2.3ユーロ。

くるみごろごろ、シナモンが香るパウンドケーキ、こういうのを温かい飲み物とともにちびちび食べるのが好き。


ケーキがあまりに美味しかったので、また別日に友人と再訪。

今度はフルーツケーキにした。

友人はホットショコラを頼んでいた(生クリームもたっぷり)。

お店のお菓子はもちろん、雰囲気や食器など全てのセンスが素敵なお店。

また大切な友人と訪れたいお店である。


カフェ・パヴァーヌ(Cafe pavane)

住所:22 Rue de Vaugirard, 75006 Paris, France

営業時間:12:00-19:30(月曜定休)

公式ホームページ:cafepavane.fr


2.シェ・ムニエール(Chez Meunier)

シェ・ムニエールは、オーガニックの材料にこだわるブーランジェリー。

パリ在住の友人に勧めてもらい、行ってみることにした。

パリ市内に幾つかのお店を構えており、筆者が行ったのは、マレ地区の店舗である。

店内には、様々な種類のパンやケーキが並んでいた。

ずっしりした見た目のパウンドケーキが美味しそう。

サンドイッチやラップサンド、スープなどもある。

フワグアな見た目のちぎりパン。

ハード系のパンの種類も多そうである。

基本のクロワッサンは1.3ユーロ、パンオショコラは1.4ユーロという価格帯。

なんとも魅力的な見た目のピスタチオのパン。

どれにするか悩んだが、ブリオッシュナチュール2ユーロをテイクアウト。

もっちりふわふわ、シンプルだけど美味しい。

お菓子の方は平均的なブーランジェリーに比べて値段がちょっと高めな印象であったが、とにかく種類が多いので、色々なものを試してみたい人におすすめである。


シェ・ムニエール(Chez Meunier)

住所:18 Rue Rambuteau, 75003 Paris, France

営業時間:7:00-20:00

公式ホームページ:chezmeunier.com


3. ル・シャロンヌ(Le Charonne)


こちらはパリ11区、バスティーユにあるカフェレストランである。

こじんまりとした店内だが、内装がカラフルかつお洒落。

日曜の昼過ぎ、友人と朝昼兼用ご飯のために訪れた。

休日のためブランチメニュー29ユーロもあったが、筆者も友人もそこまでお腹が空いていないということで単品で頼むことにした。

(温かい飲み物(boisson chaude), 搾りたてジュース(Jus de fruits pressés), パン(Viennoiserie ou tartine), ポーチドエッグ(Œuf poché), 肉か魚か野菜料理, サラダ(Salade Fraicheur), 芋(Potatoes), ギリシャヨーグルトとミューズリー(Yaourt Grec et muesli), フルーツのサラダ(Tartare de fruits frais)と充実の内容のブランチ29ユーロ)

この時、バゲットとパン、バターだけでよかったのだが、休日はブランチをメインに提供しているため、それにバゲットに飲み物がついたセットでなら提供できると柔軟に対応してくださる店員さん。

ということで筆者はバゲットとバター、ジャム(tartine, beurre et confitures)に飲み物のセット10ユーロ。

友人はスープ(なんの具材か聞くのを失念してしまった)。

バゲットに10ユーロは高いと思うかもしれないが、休日に店員さんが対応してくれたことがまずありがたいことだし、ポット入りのお茶と搾りたてのレモンスカッシュもついてきたので、この時のお腹の空き具合にちょうど良い感じであった。


またパリのカフェでは、たまにジャムは別料金というお店も見るが、ここではバターもジャムも二つずつつけてくれてなんだかお得な気分(しかも写真を撮っていたらさらにもう一つジャムの小瓶をお店の方からいただいた!)。

遊園地のメリーゴーランドみたいなデザインのカウンター。

友人と楽しく話をしながらカフェで過ごした。

帰り道、思いがけず美しい冬のパリの空を見たので撮影。

夕食の時間帯にも訪れてみたいカフェである。


ル・シャロンヌ(Le Charonne)

住所:25 Rue de Charonne, 75011 Paris, France

営業時間:11:30-26:00

公式ホームページ:lecharonne.com



4.カフェ・マ(Café Maa)

こちらはパリ5区、国立中世美術館やソルボンヌ大学の近くにあるフィンランド文化会館(Institut finlandais)内のカフェである。

シンプルでセンスの良い建物の中を覗いてみたら、カフェもあるということだったので通りがかりに入ってみた。

ちょっとブレてしまったがメニューボードはこんな感じ。

淡いグリーンが基調の内装はとても凝っているけど、どこか落ち着く感じ。

ショーケースに並ぶ料理はフィンランドものもであろうか。

野菜や魚、果物の色合いが鮮やかで食欲をそそる。

この時は時間もなかったのでエスプレッソ2.3ユーロのみをオーダー。

食器も素敵で嬉しくなってしまった。

次はランチに行きたいと思っているカフェである。


カフェ・マ(Café Maa)

住所:60 Rue des Écoles, 75005 Paris, France

営業時間:11:00-18:00(日曜月曜定休)

公式ホームページ:institut-finlandais.fr


5.フロレアル・ベルヴィル(Floréal Belleville)

こちらはパリ20区ベルヴィル(Belleville)にあるカフェである。

ずいぶん古い店構えだが、中は元の建物を活かしたお洒落な内装となっている。

友人と夕方から夜にかけてのお茶の時間に利用。

インテリアはどれをとってみても、このカフェの雰囲気に馴染んでいる。

メニュー表はこちら。

夕方になってくると続々とアペロ目当てのお客さんが入ってきた。

今回は飲み物だけオーダー、ずいぶん長く話し込んだが、ゆったり過ごすことができた。

イベント会場やギャラリーも併設のカフェとのこと、フードメニューの写真も素敵だったので、再訪した時に試してみたいと思っているところである。


フロレアル・ベルヴィル(Floréal Belleville)

住所:43 Rue des Couronnes, 75020 Paris, France


営業時間:10:00-24:00(火曜から土曜)、10:00-18:00(日曜)、月曜定休

公式ホームページ:florealbelleville.com



今回もパリの素敵なお店を5軒紹介した。

パリには魅力的なカフェがたくさんあるため、このシリーズも長く続ける予定である。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?