見出し画像

賃貸物件の節約方法

来月引っ越しが決まりました

昨年二人目が生まれたことにより現在の2LDKが手狭になり、引っ越し先を探していました。ファミリー向けの良い賃貸物件は本当に少なくて、賃貸派の夫すら「買うことを考えてもいいんじゃないか」と言い出すほど。

めげずに毎日インターネットサイトをパトロールしていたところ、気になる物件があったので内見に行き即決しました。妥協せず根気強く探して本当に良かったと思います。

賃貸物件の契約は節約できないと思い込んでしまう人も多いと思います。私も若いころは知識がなく、仲介業者の言い値のまま支払っていました。
今回の節約について備忘録もかねて公開します。

初期費用の節約

初期費用については、提示された見積から交渉をし以下のようになりました。

契約金の節約

(1)火災保険を自分で契約し半額以下に
火災保険は仲介会社や管理会社が指定のものに入る義務はありません。私は「住まいる共済」で見積をしたところ年間4,250円となりました。

(2)保証会社を利用せずゼロ円に
募集情報には保証会社利用必須と書かれていました。初回が家賃の半月分、その後も年間1万円がかかるため、連帯保証人を立てることで良いかどうか家主さんに確認してもらったところ、意外にもアッサリOKでした。家主さん次第なので、たとえ「保証会社利用必須」の記載があったとしても交渉の余地はあると思います。

鍵交換も自分でできます
鍵交換についても確認したところ、自分で手配してもよいとのことでした。しかし、今回は費用にそれほど差がなかったことから手間賃と考えてそのまま依頼をしました。時間をかけて探せば、もっと格安の鍵業者があったかもしれません。

失敗した点
仲介手数料については、不動産業界の長年の慣例で1ヶ月分徴収する仲介会社が多いですが、宅建業法上は借主から徴収して良いのは半月分+消費税です。(+貸主から0.5ヶ月で、合計で1ヶ月が上限)
法定通り0.5ヶ月分にするよう交渉しましたが、先に申込書を出してしまっていたため断られました。「申込イコール契約」ではないため、仲介手数料の安い会社に依頼しなおすという最後の手段は残されていましたが、こちらに有利な交渉をある程度すすめてもらっていたことから、そのまま申し込むことにしました。
仲介手数料の交渉は申し込み前に行うか、初めから仲介手数料の安い会社に依頼することをおすすめします。

年間費用の節約

年間費用については、仮にこの物件に10年住むとして計算をしました。

年間費用の節約

(1)火災保険差額
前述のとおり火災保険は自分で手配した結果、年間の差額が6,250円です。便宜上、初期費用に2年分の火災保険料を含めて計算しましたので8年分が差額となります。

(2)保証会社利用料差額
保証会社利用料も2年目以降に毎年1万円かかりますので、利用しないことで1万円×9年分が浮くことになります。

(3)更新料差額
募集情報では更新料が1.5ヶ月分とやや強気な設定になっていたため、交渉して1ヶ月分にしてもらいました。10年住む場合更新は4回となります。

大きな買い物は本気の節約を

今回、契約時に少し頑張って交渉しただけで、初期費用と向こう10年間の費用で合計50万円節約することができそうです。
私は細かい節約も苦にならないタイプですが、細かな節約が苦手な人も多いと思います。その場合は、家や保険など一生ものの買い物や、家電の買い替えなど数年に一度しかない大きな買い物のときだけ本気を出して節約してみるのはいかがでしょうか。
日々の細かい節約とは違って継続しなければならないものではなく、そのときに少しだけ頑張れば良いため、少しの努力で大きな節約につながります。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?