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ICL(眼内コンタクトレンズ)手術受けてきた①

ICLの記録

先日ICLの手術を受けてきましたので記録を書いていきたいと思います。
ICLとは視力回復のために角膜を切って眼の中にレンズを入れる手術です。私は元々強度近視(コンタクトレンズの度数で言うと6.5)で、15年前にレーシックを受けましたが、その後徐々に視力が低下して最近は時々眼鏡を使用していました。裸眼視力で言うと0.4~0.5。裸眼で生活できないことはありませんが、不便を感じることも多々あるというレベルです。

最近になって15年前には聞いたこともなかったICLの存在を知り、興味を持ちました。老眼が始まると手術適応できないと知り、とりあえず検査を受けに行くことに。

術前検査1回目

まずは、15年前にレーシックの手術を受けた品川近視クリニックへ電話しICL希望の旨を伝えて検査を受けることにしました。品川近視クリニックは東京でレーシックやICLを受けることを考えて調べた場合、必ず目にすると言っていいほど有名なクリニックです。手術件数も全国指折りだと思われます。
通常この検査は無料なのでそのつもりで電話をしましたが、私の場合はレーシック後の再診扱いとなり自由診療で5000円かかりました。初っ端から支出があったことは誤算…。
この1回目の検査では、ICLが適応できるかどうかの比較的簡単な検査を行います。所要時間は待ち時間を含めて2時間程度でした。

検査の結果

検査の結果、ICL手術は適応可能でした。しかしながら、医師からの説明では積極的に手術を勧められることはなく、むしろ手術には消極的な姿勢でした。理由としては
①年齢が40歳に近いため、いつ老眼が始まってもおかしくない。その場合せっかく手術を受けても早々に眼鏡生活が始まること。
②乱視があるがレンズは手術後に回転する可能性があり、その場合は余計に乱視が酷くなるため、通常レンズでの再手術になる。つまり乱視用レンズはおすすめできない。(
※乱視用レンズが問題ない人もいます)

老眼が早々に始まったり乱視を矯正できないことで、掛かった費用に対し満足度が見合わないかも知れない、とのことでした。

また、ICLではなく再レーシックという提案もされました。レーシックは角膜を削る手術ですが角膜の厚みがそれなりに残っていれば、2度目の手術も可能です。レーシックを勧める理由としては
①乱視も取ることができる。
②費用がICLより格段に安い。

という点だそうです。

ICL手術を決断した理由

それでも私が手術を受けることを決めた理由は、遅かれ早かれ老眼は始まるので、遠くも近くも両方見えづらいよりは遠くだけでもよく見えた方がいいということです。私の趣味は、投資以外だとスポーツと洋裁ですが、スポーツはジャンプしたり転がったり比較的動きのある球技のため眼鏡をしたままは無理です。レーシック前はコンタクトレンズを使用していましたが、プレー中に落としたりズレたりというのが日常茶飯事で大変不便でした。それよりは洋裁のときに眼鏡をかけるほうがはるかにマシでしょう。
また、提案された再レーシックを選ばなかった理由は、ICLは最悪の場合でもレンズを取り出せば元通りという可逆性がありますが、レーシックは削った角膜は戻らないこと。将来何かあったときのために再レーシックできる余地を残しておきたいという点です。
費用については気にしないことにしていました。普段はかなり倹約生活をしているので、ここは使うべきタイミングだと思ったからです。

術前検査2回目&前金支払い

2回目の検査では発注するレンズを決めるため、もう少し詳細な検査を行います。所要時間は5時間ほどと言われており、実際に12:30に予約を取ってクリニックを出たのは17:30と5時間ぴったりでした。そのうち半分以上は待ち時間なのでスマホを見ていましたが、途中から瞳孔を開く目薬(散瞳薬)を使用するため、蛍光灯の光がとてもまぶしく感じピントを合わせる機能も低下するのでスマホなども見づらくなり暇を持て余しました。
2回目の検査で決定したレンズを発注するため前金を払います。これが19万円です。クレジットカード払いが使えます。分割払い、医療ローンも利用できるようです。
ちなみに手術費用の総額は、私の場合「両眼・乱視なし・度数-5D未満・後房型)のため46万円。リピーター割引2万円で44万円でした。リピーターでなくても紹介があれば2万円引きされます。


費用は「片眼or両眼」「レンズの種類」で決まっているため、その要素が決まれば金額が上振れすることはありません。

この検査から2週間後にレンズが入荷したと電話がありました。この段階で手術の予約が可能になります。(続く


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