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矛盾した私(あなた)の本音

⚫︎ 有名になりたい
⚫︎ 成功してチヤホヤ、キャーキャーされたい
⚫︎ 好きなことで大活躍したい
⚫︎ あなたってなんて素敵なの!?って思われる存在でありたい

そう思ったことは、ありますか?

そうでなくても、
そういう人たちを見て
チッだの、ケッだの、嫉妬したことはありますか??


私は、はっきり言って、あります。

人間だもの。


チッだの、ケッだの、はわかりませんが、
「いいな〜羨ましい」なんてのは沢山ありましたし、
今でも、潜在意識のどこか(無意識)では、思っていると思います。



でも、私の中の矛盾によくよく、気づいてしまうようになりました。

成功したいのに、
実は、成功したくないんですけど。。。。

え?え?え?


あんなに、好きなことで食べていきたい
アートで自分色で生きていきたい
そう今まで発信してきて
実際に現実想像創造し続けてきた、私の本音ちゃん。


成功が、怖すぎる。んです。


え?

って感じですよね。

というか、私のことをよくご存知の方がいれば、

NAOさんは、
「たくさん賞をとっているし、作品も売れているじゃないですか?」
「何が不安で、不満なんですか?」と。

思ってくださる方も、いるかもしれません。

私自身、時給900円だとか、絵画講師のときは1500円でしたけど、
バイトの身分でいたとき、

同じ年齢くらいの若い人たちが大活躍しているのを見ると、とくに同じ大学なんかだと、けっこうムッキーとなったりして笑

私も同じ大学出てるんですけど!?
なにが、どう違くて、こんなに人生に差がでてるのよ!と。


でも、成功者の方のインタビューや本、講演会など足を運びまくっていたわけなんですが、

「それになることの恐怖が実はある。」


なんて言われていたこと、それに対して
理解なんて1mmもできませんでした。

いいじゃん!
有名で、成功していて、いい家に住めて、お金もいっぱいあって
人も寄ってたかって、ワーキャー言われて
人生薔薇色じゃないか、と。それに私は早くなりたいわ!!と。

人間関係の不安も消し去りたいし
お金の不安も消し去りたいし
賞賛の声がいっぱいの方が人生楽しいじゃん!
そんな人生がいいに決まってるじゃん!

と、人生のポジティブな側面しか見えていなかったのです。


別に私自身、
世間一般の人たちが思う成功?2024年の現時点で
すでに到達したなんてことは、ないわけですが。

それなのに、これからそうなることへのガチガチな恐怖を感じてしまうのです。


この感情は一体どこからくるんだろう??

それは、幼少期〜学生時代の記憶でした。

私は図工や美術の時間が大好きでしたし
クラスの中で、
人より創るのや、集中力や、アイディアが突出していました。

絵が上手い人=〇〇ちゃん (NAOさん)
という認識があったんですね。

最終的に、書道の道には行きませんでしたが、書道もなにか出せば、ほとんど賞を軽々と取ってしまいましたし、絵画のコンテストもたくさん賞を取ってました。努力の意識は一切皆無でした。ただ夢中だったんです、人より勝手に上手くできるジャンルが、私には芸術の分野だった、ってだけなんです。(その中でもまたその世界に入れば、ランクがありますけどね)
結局、それらの賞状は浪人が決まった時全集中するため、全部、捨ててしまいましたが。


それをよく思わないクラスメイトがいつもいました。

「あいつは手本移してるだけなんだよ。」
「お姉ちゃんに書いてもらってる。」

勝手に変なウワサが、よく立ったものでした。

また、すごく集中して作り上げた立体作品、「次回、絶対完成だな〜楽しみ♩」としていたのに、次に教室に入った時、それが「壊されたよね?絶対だれか、コレ、グシャってしたよね・・・?」と、
誰かが壊したような、、、壊していないような、いや、絶対人の手で壊されたよね。という微妙なところを狙って壊された経験があるんです。

あのときは、もう愕然としてしまい、涙は出ませんでした。
黙って作品を机の上に持ってきて、じっと眺めて、黙々と元通りに直した。

そんな記憶があります。

悲しいですね。嬉しいこともあったはずなのに、悲しいことばかりを脳って記憶するものなんですよね。またそういうことに、合わないように。と。



学校に行くのがいつも憂鬱でしたが、共働きだったもので、母親に言っても
「アンタがうじうじしているから、つけあがるのよ。」
「堂々としてな。」

それで終わりでしたから、もう母親には相談ができなかったんです。

たしかに、わたしは、人見知りで、うじうじ、もじもじしている人間でした。今はそうは見えないかもしれませんが、人は慣れるもので、10年間こういう活動をしていれば、表面的に演じることになれていくわけです。

(本当のわたし、私のインナーに住むインナーチャイルドちゃんは、
かわらず、人見知りで、うじうじ、もじもじです。
怖がりで、おどおどしてます。)


そのように、いつも憂鬱で、毎日嫌な気持ちと闘いながらとりあえず、
給食が出てくるし、、今日は大好きな図工があるから頑張ろう
毎日明日の楽しみを1つだけ見つけて、学校に通うのでした。

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