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バームでスキンケアが不要になる?ワセリンやクリームとの違いを解説

みなさんは、肌の乾燥で悩んでいませんか?
特に乾燥する冬は湿度も低くなるし、コロナ感染予防にマスクをしないといけないしで、肌にとってはダブルのダメージです。泣

私は顔も乾燥していたのですが、特に手荒れが酷くて困ってました。
爪は変形するし、皮がぽろぽろ落ちてきて、何より家事の時に手が痛い。
それを解決してくれたのがバームでした。

今ではバームにはまって、これひとつで、スキンケアが不要になるのではないかと思うほどです(笑)

今回は「バーム」について詳しく解説します。
ワセリンやクリームとの違いも説明していますので、ぜひ、最後まで読んでみて下さい。

手荒れ・肌荒れにおすすめ!バームで美肌に!

これが私がお気に入りのバーム(しかも、オーガニック)です!
レアアース社 ヒーリングバーム AU$33.00 (2021年1月現在)

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成分を見ると

・オリーブオイル
・アボカドオイル
・ビーズワックス
・カレンデュラエクストラクト
・コンフリーエクストラクト
・チックウィード(ハコベ)
・オレンジエッセンシャルオイル
・ユーカリエッセンシャルオイル
・グレープフルーツエッセンシャルオイル

原料は100%オーガニック、傷の修復を助ける「カレンデュラエキス」と
「コンフリーエキス」を配合。
「チックウィード」の効能は、皮膚炎や湿しん、外傷などの切り傷、かゆみに良い成分。
保存料や界面活性剤は入っていないし、しかも、100%オーガニックは、
弱い肌には理想的です。

お勧めのバームは、オーストラリアでないと購入できない?

先ほどの私が使っているヒーリングバームは、
オーストラリア各地で購入できます。

しかし、オーストラリアのアマゾンでは売っていませんでした。
(2021年1月現在)

日本在住の方がこのバームを手に入れる方法は、以下の4つです。

・オーストラリアにいる家族や友人に送ってもらう
・メーカー直販サイトで買う⇒直販サイトはこちら
・オーストラリアに旅行に来て買う→コロナの影響で今は難しいです泣

日本に住んでいる方には、
なかなか購入障壁が高いかもしれません。

日本で買えるバームでおすすめなのは、こちらの2つ。

ドクターブロナー オーガニック バーム無香料 1320円(税込)57g
この他にもローズ、ラベンダー、シトラスオレンジ、チェリーブロッサム、サンダルウッド&ジャスミンの香りがあります。

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②資生堂 IHADA薬用クリアバーム 1760円 18g
高精製されたワセリンをベースに、肌荒れを予防する成分も配合。
マスクで肌荒れする方におすすめ。

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バームがスキンケアにおすすめな理由

「バームの意味って何?」「バームとクリームの違いは?」
「バームとワセリンの違いは?」って疑問に思いますよね?

実をいうと、バームを使っていながら、明確な答えは私自身も
よくわかっていませんでした(笑)

まずは、バームの意味から。

化粧品のバーム=軟膏と捉えてもいい。
軟膏とは、ワセリンやミツロウなどをベースに薬を肌に塗りやすく、
半固形にしたもの。

ワセリンは、バームの原料にもなる物なんですね。
(先ほどヒーリングバームはミツロウベースで、IHADAはワセリンベースです)

次にクリームとは?

クリームとは皮膚を保護し、潤いを与える凝乳状の基礎化粧品である。

簡単に言えば、乳化して白っぽくなっているのがクリームで、
そうでないのがバーム。
バームの方がクリームよりも固い。

2018年7月以降、私は基礎化粧品にこのバームとリップクリーム以外は
ほぼ使っていません。
「あなたは、化粧水は使わないの?」という声が聞こえてきそうですね。

私のスキンケアに、化粧水は不要になりました。
その理由は、次で説明しています。

バームは万能選手!

シンプルスキンケアをバームだけで実践しようと思ったきっかけは、
自分自身の手荒れでした。

エステティシャンなのにもかかわらず、ひどい手荒れで困っていました。
はじまりは、学生時代にさかのぼり20年以上。
それを話したら、友人がこの本を勧めてくれたのです。

肌の悩みが消えるたった1つの方法 宇津木龍一 1466円(税込

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この本の内容を一言で言うと、「スキンケアには少量のワセリンのみ。他はいらないですよ。」という内容です。
それまでに、20年以上、手荒れにいいといいうものは、ほぼ全てやってきました。
ですので、当時の私にとっては、ワセリンだけでケアするだけなんて目からうろこのスキンケア法でした。

でも、「手荒れがよくなるんだったら、やってみよう!」と決意。
読み終わったその日から、実践し始めました。

その結果、2週間くらいで手が本当にツルツルになりました。
(写真を撮っておけばよかった)

これがきっかけで、顔のスキンケアも見直して、化粧水を使わない現在に
至ります。
(あくまでも、個人の感想です。化粧水を使う、使わないは個人の肌質によります。)

実はバームってそれまで使ったことがなかったのですが、本当に万能なんですよ。
バームはリップクリームの代わりにもなるし、ナチュラルなヘアワックスとしても使える。
もちろん、ボディに使っても良し。

今の私のスキンケアには、バーム以外なら石けんか洗顔料しか要らないです。
(現在は他にいろいろ試している商品もあるので、結果は別の記事でお伝えしますね)

バームとワセリンの違いは何?

本の内容にある通り「ワセリンを使えばいいじゃん!」と思う方もいるかもしれません。
私はワセリンを使わなかった理由は2つ

①使おうと思った時、家にワセリンがなかった。
②ワセリンのイメージが、私の中ではよくなかった。

①は仕方ないですね。

今、家にあるものの中で、「ワセリンの代わりはないかな?」と探していた時、私の誕生日に友人が贈ってくれた、このバームがたまたま家にあったのです。

②は、私のその当時の思い込みです。

思い込みかもしれないし、せっかくの機会なので、ワセリンについて調べてみました。

ワセリンは、石油精製課程で残されたモノ、石油業界では「残渣」(ざんさ)と呼ばれます。(ちょっと、気にかかる呼び方ですね)
ワセリンはこの残渣をさらに精製して作られます。
この精製精度や精製方法によって「白色ワセリン」と「黄色ワセリン
になります。

「白色ワセリン」は通常「黄色ワセリン」よりも精製精度が高く不純物が少ないとされます。
現在、日本では単に「ワセリン」と言えば、通常「白色ワセリン」を指します。
ワセリンは石油からできるんですね。

白色ワセリンは、パラフィン基原油から得た固形析出物等を原料として、
水蒸気蒸留処理又は溶剤脱ロウ法処理により粗製品を製造した後、
硫酸洗浄法や水素添加法等の化学処理を行い、更には、
活性白土等による脱色処理を行い精製されたもの。

市販の白色ワセリンには、揮発性有機化合物が微量に含まれており、
この揮発性有機化合物が原因となって皮膚刺激を引き起こす可能性がある。

このように、従来の市販の白色ワセリンは、光安定性及び皮膚に対する安全性の点で十分に満足できるものではなかった。

昔のワセリンは精製が不十分だったために「黒皮症」という病気を生み出す原因になっていました。
1970年代のことです。

しかし、現在は「精製技術が良くなってきているので、心配はないです」と
コスメ開発されている、みついさんがおっしゃっていました。

ワセリンとミネラルオイルは似たような性質をもっているので、ワセリン≒ミネラルオイルととらえて大丈夫です。
(ワセリン=固形パラフィン+流動パラフィン、ミネラルオイル=流動パラフィン)

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現在は、精製白色ワセリンとして「プロペド」、更に精製された
サンホワイト」という商品が売っています。

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ワセリンが合わない方でも、ベタベタ感が嫌でなければ、プロペトやサンホワイトを使ってみてもいいかもしれませんね。

以前はワセリンは化学物質を大量に使っていそうな感じがして、なんとなく使う気がしませんでした。

しかし、調べてみると、とても酸化しにくく安定した物質であり、そのため肌に刺激になりにくいということが分かりました。
そういう理由で、病院でも使われているんですね。

ですので、肌の保護にバームを使うのか?ワセリンを使うのか?は、その方の肌の状態や、お好みによって決めるといいかと思います。

まとめ

私は「バーム」のおかげで、余分なスキンケアがほぼ不要な肌に
生まれ変われました。

私のオススメするオーストラリアの「バーム」ですが、
かれこれ2年ぐらい使い続けています。

この「バーム」が手軽に購入できるというメリットだけでも、
オーストラリアに住んで良かったと言えます(笑)。

オーガニックの原料が豊富にある、オーストラリア。
他にもたくさん、自然の恵みがギュッと詰まったコスメたちがあります。

また、バーム以外のオーストラリアのコスメなども
紹介していきますので、お楽しみに!

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