無添加生活に欠かせないマインドセット「ポジショニング」について
あなたは普段「どの添加物を避けたらいいのわからない」とか「両親からそこまで添加物を気にする必要はないと言われる」などと悩んでいませんか?
日本には約1500種類ほどの添加物があり、毎年法律も変わります。
日本での無添加表示の規制も変わってきていて、消費者のことを考えて素晴らしい商品を作っているメーカーさんにとって、不利な状況になりつつあります。
あなたが無添加生活を送りたいと思っていても、かなり気をつけないと今後の日本ではかなり厳しい状況になってくるでしょう。
しかも、日本は無言の同調圧力が強い国ですから「みんなが無添加を意識してないから、あなたも意識しなくて大丈夫」と余計なおせっかいをする人もいるかもしれません。笑
この記事を最後まで読んでいただけたら、あなたは以下のようになります。
添加物で悩んでいる方のための解決策が分かりやすく書いてありますので、参考になれば嬉しいです。
最初にあなたのポジションを決める
「添加物をどこまで避けたらよいのか?」この問題は、無添加生活をする人なら必ず悩みますよね?
結論から言いますと答えは「人によって違う」ということです。
その理由は、個人によって現在おかれている状況が違うからです。
大きく分けて、以下のように区切ってみました。
今このブログを読んでいるあなたは、少なくとも添加物に関心がある方なので、①②③のどれかに当てはまると思います。
例えば私の場合、アトピーの時は①だったけど、今は治っているので②のポジション。
個人によって状況が違いますので、まず最初にあなたがとるポジションを決めましょう。
もちろん、私が提案したこの決め方にこだわらず、あなたの好きなポジションを取っていただいて全然かまいません。
家族の中でも添加物に対しての意見が違う場合がありますが、あくまでも「あなた自身がどうしたいのか?」を決めてください。
ここがぶれると周りの意見に振り回されることになり、あなたのエネルギーを浪費してしまいます。
また、このポジションは人によって違うので、家族の中でもめてしまう原因にもります。
添加物のことを誰かと話す時は「相手はどこのポジションにいるのか?」で話す内容を変えるのは1つの手です。
例え家族であっても、人の意見を変えることはなかなか難しいので、あなた自身がどうしたいのか?を基準にして考えてください。
そのポジションによって、どこまで添加物を避けるべきなのか?が変わってくるからです。
これは添加物に対するマインド論になりますが、私自身これが実は一番大事なのではないかと感じています。
しかし、この内容を発信している人を私は見かけたことがないので、よく考えて決めてくださいね。
次からは、具体的な添加物について説明していきます。
食べても安全な添加物
ここで挙げているのものは法律的に食品添加物に分類されていますが、昔から使われていて安心なものです。
これが原材料の表示に入っていても、気にせずに買ってください。
フォロワーさんが気になる添加物
フォロワーさんが気になっている添加物を具体的に説明していきます。
・デキストリン
→デキストリンは食品添加物ではなく食品。芋類やトウモロコシのでんぷんからできる食物繊維の一種。原料が遺伝子組み換え作物の危険性はある。
・ステビア
→動物実験で性ホルモンが減少した事例あり。ステビアが妊娠中や授乳中の女性、子どもに対する安全性を示す十分なデータはないとされているので、気になるという方は摂取を控えた方がよいかも。海外では未だに食品へのステビアの添加を認めていない国もある。
・赤ビート色素(ビートレッド)
→主に和洋菓子、菓子類、冷菓、氷菓子などを赤色に着色する目的で使われている着色料。天然の植物が原料のため危険性は高くない。
・グルコン酸亜鉛
→亜鉛をサプリで摂る場合に、グルコン酸亜鉛という成分として記載される。
・酵母エキス
→食品添加物ではなく、食品に分類される。タンパク質加水分解物の代わりに使われていることが多い。アレルギーの危険性あり。
・増粘剤
→増粘剤には以下のような種類に分けられる。
・ペクチン:果物や野菜から抽出され、比較的安全性
・グアーガム:毒性試験及び発がん性試験で試験された最大用量において、有害影響は報告されていない。
・キサンタンガム:有毒性が報告されたことはないが、アレルギーや原料が遺伝子組み換え食品の可能性あり。
・タマリンドガム:天然の植物が原料として作られているため、危険性は高くない
・カラギーナン:国際ガン研究機関で発がん性グループ2B(動物では発がん、ヒトでは不明)に分類されている。
・プロピレングリコール:比較的安全な添加物とされているが、溶血作用、接触性皮膚炎、発がん、染色体異常を起こす危険性があるとされている。
・カルボキシメチルセルロース:安全性自体を問題にする必要がないとされてきた。しかし、腸炎やメタボリックシンドロームが増加した一つの要因は、乳化剤を食品に添加するようになったからではないかと、ジョージア州立大学からの論文が発表している。
・乳化剤
→乳化剤として使われるのは以下の5つ。どれが使われているかは表記されない。
①グリセリン脂肪酸エステル
②ショ糖脂肪酸エステル
③ソルビタン脂肪酸エステル
④ステアロイル乳酸カルシウム
⑤プロピレングリコール脂肪酸エステル
④⑤は①②③と比べて、危険性が高い。
・ピロリン酸鉄
→「非ヘム鉄」の一種。鉄分補給のために使われている。
・酸化防止剤(ビタミンC)
→人への安全性は極めて低い。動物実験からは毒性は認められず慢性毒性も認められていないが、多量摂取は嘔吐・下痢などにつながる。
・アミノ酸
→L-グルタミン酸ナトリウムは一日許容摂取量が設けられていない。現在では安全性が認められている。
・たんぱく質加水分解物
→不純物が含まれていることでアレルギーが起こる危険性も考えられる。
農林水産省では食品にたんぱく加水物を高濃度加えるのは好ましくないと報告している。
・香料
→香料は数は多いが危険度が高いものはそれほどなし。
・ブドウ糖果糖液糖
→トウモロコシなどの天然素材からでんぷんを人工的に抽出される。
砂糖と比べて血糖値を急上昇させやすい。
・かんすい
→かなり危険度が高い添加物が多い。
人工的に作られているかんすいに使われる炭酸水素ナトリウムは胃腸薬としても使われている。
・トレハロース
→トレハロースは、シイタケなどのキノコ類にも入っている天然の糖質。パンやご飯、お菓子、肉、魚の加工品などに入っている。甘味料だけでなく、保存料としての役割も。その一方で、腸の中では菌の栄養になり食中毒を引き起こすとみられている。https://www.tandfonline.com/doi/full/10.1080/19490976.2018.1491266
食べるとヤバイ添加物
最後に絶対に避けるべき添加物を挙げておきます。
特に使用用途と物質名を合わせて表示する義務があるものは、毒性が高い傾向にあります。
例を出すと
・たらこ
・ハム、ソーセージなどの加工肉
・明太子
・漬物
・かまぼこ、おでんの具などの練り物
・歯磨き粉
・口紅
これらの商品には、たくさんの添加物、着色料が使われています。
これらの食品を買うときには、無添加かどうか裏面をよくチェック!
この他に避けた方が良い添加物は
防カビ剤については、皮に多く果肉に少ないというデータがあるので、
皮を使わずに果肉だけ食べる方は、月に1度くらい食べるくらいはいいかもしれません。
http://www.syouhisya.or.jp/test/kitanokurashi488kankituruiboukabizai.pdf
ここまでの情報を元に、具体的に避けた方がよい商品、おすすめの商品を具体的に挙げていきたいのですが、長くなるのでここまででいったん区切ります。
気になる続きは、別の記事で改めてまとめますので、お楽しみに!
まとめ
今回は「あなたの無添加生活に対するポジション」と「食べても大丈夫な添加物・避けるべき添加物」について、書いてみました。
ここまでをまとめると
①のポジションにいる人は人数的に少ないので、もし、あなたが①のポジションになったら友達が減るかもしれません。泣
しかし、あなたにとってあなた自身やあなたの家族の健康よりも、友達の数の方が大事ですか?
「何か選択をする」=「何かを捨てる」ということでもあります。
あなたの考え方のレベルがあわなくなったら、付き合う人を変えればいいだけです。(家族はそれができないですけどね)
今まで仲が良かった人と縁が薄くなるというのは悲しい事ではありますが、新しい出会いもあるはずです。
あなたの決断を信じて、無添加生活を一緒に続けていきましょう!
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