4年ぶりのインド~ムンバイ(その1)
4年ぶりのインド 今回はムンバイからスタートです。
ムンバイは初めての地、はてさてどんなところなのかしらん。
空港に降り立っての第一印象は都会的。
私の知ってるインドではないみたい。と言ってもデリーとジャイプールしか行ったことがないのだけれど。
あきらかに違う街の匂いがしましたね。
車の中でムンバイの歴史を少し。
ムンバイがその昔ボンベイと呼ばれていたことは知っていたけれど、その呼び名はポルトガル語の「ボン・バイア」(良い港)に由来するものなのだそうだ。知らなかった。
ムンバイは元々は漁師たちのまちで、彼らの信仰していたシヴァ神の妃の名、ムンバからムンバ・アイ(ムンバの母)と呼ばれていたのだとガイドさん。それがポルトガルに売り渡されて、ポルトガル人がボンベイと名付けたそうだ。
その後、ポルトガルの王女がイギリスのチャールズ2世と結婚するときに、今度は持参金としてイギリスに譲られ、イギリスの植民地となる。インドの独立後もそれでもボンベイと呼ばれていたのが、民族主義の台頭から、マラーティ語のムンバイに戻ったそうだ。
一見、他国に支配される前の名前に戻ったようにも見えるが、そんな簡単な話ではないらしい。
そんな訳でムンバイにはイギリスの植民地時代の建物や建築様式も多く残っている。これもムンバイの特徴なのだろう。
デリーやジャイプールと違う匂いがするのはイギリスの建築様式が入っているからかなぁ。。。
日本は貧富の差がなくていいですね。とインド人ガイドさん。
まあ、インドほどはないなぁ。
でもインドの人は道で寝ている人にも寛容だよね。
少なくとも排除しようなんてしないものね。
雇用を生み出す努力が人口増に追いついていってないんだから
排除のしようもないのだろうけど。
その寛容さは好きだな。適当ともいうのかもしれないけれど^^
次はインド独立の父、ガンジーさんのムンバイでの活動拠点「マニ・バワン」へ移動。さらっとおさらいのつもりが疲れてきたので「マニ・バワン」から続きはまた。