4年ぶりのインド~ジャイプール二日目~その1
ジャイプール二日目。今回の旅はどうやら到着がいつも夜遅くになってしまうようで。ジャイプール初日はとりあえず寝ることにしました。(笑)
そして、二日目。この日は以前にもジャイプールを案内してもらったソヌさんと一緒に街を歩く事に。
インスタでつながっているデリーのガイド、アヌジさんとジャイプールのソヌさん。インドに行くようなそぶりを見せるとすぐに連絡してきてくれます(笑)
昨晩も空港まで迎えに来てもらっていました。日本国内で空港からホテルまでのお迎えを頼むと最低でも数千円かかってしまう。現地に安心できる知り合いがいるのは心強い。空港からのタクシーはウーバーなら数百円で済むこともあります。実際この後コルカタでは、空港からホテルまで小一時間の道のりのタクシー代が、ウーバーで380インドルピーでした。
日本の旅行会社や宿泊するホテルに頼むのは安心料込みの価格と考えたら良いのかも。
信頼できる現地のガイドさんと知り合っておくのは安心もコスパも含めて最強ですね。
ソヌさんはジャイプールのガイド組合に加入しているらしく、かれの様に組合に所属していると施設の入場料もかからないのだそう。自宅もピンクシティにあるといっていたので、そのせいもあってか、街中もほぼ顔パスでした。ガイドとしてその知識量もかなり信用できるので心強い。
そして、なんと言っても日本に留学経験のある彼は日本語が達者なのです。
サマープログラムで日本にやってきた友人達とは、ブロークンの英語で会話しているので、日本語で確認ができる彼の存在はありがたい限りです。
それでも、このコロナで日本人のガイドをしなくなったこともあり、日本語での読み書きは怪しくなったようです。
と言うことで、彼へのメールは怪しい英文になります(汗)
この日は、先ず前回リキシャに乗って外から見ただけのハワマハル(風の宮殿)の中に入ってみる事にしました。
ハワマハル(風の宮殿)はハワ=風 の マハル=宮殿
900以上もある窓から、風の抜ける宮殿なんですね。
ロイヤルシティパレスからつながっていて、ここから、宮殿に暮らす奥様達が、一般人に姿を見られることなく、街の祭りや人々の暮らしを垣間見る事が出来ました。
ジャイプールのあるラジャスタン州には、パルダと言う風習があったようです。パルダと言うとイスラム教徒の女性隔離を思い浮かべますが、ラジャスタン州のヒンドゥー教徒にもパルダの風習があったようです。王族の女性は夫以外の人には顔を見せてはいけなかったとか。
外から見ているときは同じように見えていた窓も、ステンドのデザインが違っていたりとにかく可愛い。
ハワマハルには、あの狭い階段の他にスロープがあります。
ここは、ハワマハルに上る奥様方をのせた車(輿)が通るためのもの。
重い衣装を身に纏った奥様方は自力でハワマハルへ上ってくることができなかったそうです。なので車(お輿)に乗ってあがってきたのだそう。誰が(何が)引いたのかしらね。
あの狭い階段は、奥様方のためのものではなく使用人のための階段なんですね。
人一人乗せて上ってくるには結構急なスロープです。滑り落ちないように、踏ん張れるように溝がほってあるのかしら?
ここから街の様子を見る奥様達の姿は、宮殿側からも隠すために布が掛けられるようになっていました。
下はハワマハルのシティパレス側にある中庭と噴水。
インドの建築物には、様々な様式が混在している事がよくあります。
アーメダバードのアダラジ・ヴァヴもそうでしたね。
以前訪れたデリーのクトゥブ・ミナールもそうだったような。(こちらは、また少し複雑な背景があるようで彫刻された人々の顔は削られていたりしましたが・・・)
ここ、ハワマハルもイスラム様式とヒンドゥーの様式が混在していました。
次回は、
ハワマハルを十分満喫したところで、マーケットの散策に出かけます。
ショッピングじゃなくて散策(笑)
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