【読書】英語のフォニックス 竹林 滋著
序文
英語が母語である子供でも、当然、最初はアルファベットの文字や単語の綴りを知りませんから、幼稚園や小学校ではまず、文字の形とその読み方を教わります。
その際子音をあらわす文字は読み方との対応がほとんどの場合1対1なので簡単です。
しかし、英語は母音の種類が大変多い言語で、母音を表すのにA、E、I、O、Uの五文字では到底足りないため、一つの文字に対して二通り以上の読み方があったり、文字を組み合わせて一つの母音の発音を表したりします。その結果、子音の文字と比べると母音の文字