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自民党にお誘いいただくことも多いのですが、、という話。

こんばんは、佐々木です。
いよいよ新年度の生活がスタートして、新しい人、風景、感情に出会う日々ですね。
毎日おつかれさまです。

中学生の頃に「動物占い」というのが流行って、みんなであーだこーだ盛り上がっているとき、仲良しのアスマくんがたいして興味なさそうで、なぜかを訊ねると「占いなんて怠け者の運命だよ」と返ってきました。ナニソレカッコイイ。。

彼は運動、勉強、服のセンス、音楽センスなどなどが抜群なうえに、人当たりよく、話も面白いモテ人間で、心から尊敬していたので、この言葉には結構な感銘を受けました。

中学生の私は、運命というものは占いのように"待ち"や"受け"の姿勢ではなく、自分で拓いてゆくものなのだ、と思ったのです。
(彼の返しはSMAPの「Let It Be」の一節からの引用だとはあとから知りました。)

そのときから、"与えられる世界"というものから"自分の世界"への脱却を試みることが自分の考え方の基礎になった気がします。

友は偉大なり。

きょうは、政治においての大きな力、政党について書いてみようと思います。

地方政治で、政党はどういう形で働くのか。

>川根本町は首長が自民党、議員の多くも自民党。属さない議員の発言力は。

川根本町の町長は自民党で、議会議員12名中の8名が自民党で、1名が日本共産党、3名が無所属です。
議長も副議長も、第一常任委員長も第二常任委員長も自民党です。

これだけ書くと、川根本町の議会は国会のように自民党が過半数であり、属さない議員は発言力があまりないのではないかと思われそうですが、そんなことはないように思います。

というか、川根本町の議会等において、議員の考え方や発言内容に政党色が感じられるのは日本共産党のみです。

あとは個人の考えで政治活動をし、一般質問をなさっているように思いますし、議案の採決も、個人の考えで賛成反対を判断していると思います。

(このあたりは過去の記事で書きましたので参考にどうぞ。)

>そうすると、政党に所属する意味は。

首長はともかく、川根本町の議員活動において、政党に所属する大きな意味合いってあるのでしょうか。

話を聞いていると、勉強会や交流会があったり、選挙の時に応援してもらったり、など、"約束された繋がり"のようなものがメリットなのかなあとおぼろげに感じるくらいです。(個人的な感想です)

首長はともかく、と書いたのは、川根本町エリアは県議会議員も国会議員も自民党なので、陳情などが通りやすいだとか、連携を取りやすいだとかがあるのかもしれないと思います。(これも、個人的な予想)

それでも、自民党でない首長も当然たくさんいますし、自民党じゃないから行政運営において不利、ということでもないとは思います。
(お隣の島田市の市長は無所属ですが、市政において困ったことはないとご本人から伺いました。)

国政と地方政治では政策も優先順位も違うことは明らかです。

国政の場合は"数の論理の優位性"が明らかなので与党である自民党でなければ意味のある政治活動は難しいかもしれませんので、議員として立候補するのも自民党が強いし、投票するのもそれと同じ論理かなと思います。
しかし、町議会議員の選出の判断材料は"議員の個性"であるべきだと私は考えます。

>地方議会の醍醐味は議員との距離感

地方のまちづくり(=政治)は、住民と議員との距離が近いことにすごく面白みがあると思います。

困ったこと、思いついたことなど、なにか浮かべば、知っている議員に話すことができる。
議員も、その話を臨場感をもって聞くことができ、そして、熱をもって行政に伝えることができる。
このダイナミックさが地方議会の醍醐味であり、面白さです。

ここに所属政党の重要性は感じないと思いませんか。

>ところで、議員は"町の代表"であるべきだと思います。

川根本町には区が34区あり、それぞれに区長さんがいます。
いわずもがな、区の代表は区長さんであり、議員ではありません。

議員は区の代表ではなく町の代表であるので、区長さんとは違う視点を持つべきだと思います。

私としましては、区長と議員の役割を再定義するタイミングが来ていると思っています。
線引きのあいまいさ故に、議会として機能不全に陥っていると感じることがあるからです。

>政党は個人の意志の先にあるべき

甘いと言われるかもしれませんが、私は、政党というのは個人が考える理想と政党の理念が重なる場合に積極的に所属するものであって、長いものにまかれておけばいいという考えで党員になるべきではないと思っています。

"長いもの"に与することによる、ある意味での楽さ、安心感はあるのかもしれませんが、果たしてそれでいいのか。
与えられた安心感ではなく、自分で切り拓く力強い意志が、よりよい町を作っていくのではないか。

>まとめ

私は、いまのところはそんな風に考えているので、政党には所属していません。
決して毛嫌いしているとか、意地を張っているのではなく、まだ勉強中だからです。

自民党の勉強会にも行ってみようと思いますし、他党の議員さんたちSNSやyoutubeも見させていただいています。
ピンときたら、政党に所属することもあるかもしれません。

繰り返しになりますが、地方議会は、議員との距離の近さ、それによる自分たちの想いの反映のスピード感が醍醐味です。

なので、議員を選ぶときには"政党"や"知り合いか"ではなく、立候補者の個性や想いをよく精査して、自分の想いを託せそうな方に票を投じるのが、ご自身の日々の生活をより一層充実させるために重要なことだと思います。あまり考えずに投票するのは、とってももったいないことですよ。

政治とは生活そのものです。
あなたの声をぜひ聴かせてください。

与えられる世界から、自分の世界へ。
一緒に"よい町"をつくっていきましょう。

熱く、楽しく、リアルに。
川根本町議会議員 佐々木直也

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