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八雲でキャンプしてきた感想を書くつもりが、やりたいことを探している人へのメッセージになっちゃったnote

こんにちは。nao coffeeのなおきです。

7月29日〜8月2日まで北海道は八雲町にて「ペコレラ」という廃校リノベーションプロジェクトのお手伝い(という名のキャンプ)をしてきました。

プロジェクトの詳細はこちら👇

このプロジェクトの旗を振るのは赤井義大さん(よっち)。ニュージーランドやカナダで学生生活を過ごし、東京で働いた後に八雲にUターンして、今はゲストハウス&レストラン事業、体験観光事業、移住促進事業や人材紹介事業の運営など様々な事業に携わっているそうです。

一緒に作るということ

ペコレラは廃校をコワーキングスペース&キャンプ場にリノベーションする、というプロジェクトです。

そこには「面白いことはみんなで一緒にやりたいよね」という、何というか、子ども心のような気持ちを強く感じました。まるで秘密基地をみんなで作っている子どもたちのような。

廃校をリノベしてキャンプ場とコワーキングにするだけなら、業者に頼んだ方が絶対に早いし、綺麗で使い勝手の良いものができるはずです。でもそうはしない。

自分たちの好きなものを自分たちで作る。

もちろん大人だから、お金を回さなきゃいけなくて、その向こうにはキャンプ場とかコワーキングスペースがあるけど、「楽しむ」ことは絶対に忘れない。

ほんとのほんとに、よっちさん含め、その周囲にいる人って本当に目の前の時間を楽しみながら生きているんだなーって感じます。

目の前の時間を楽しむということ

例えば、仕事終わりに釣りに行きたいなーって思う。

東京に住んでいたらなかなか厳しい。釣りに行こうにも場所がない。時間がない。疲れが溜まったら仕事に響く。

でも、そこで終わりにしちゃうんじゃなくて、「どんな問題をクリアすれば仕事終わりに釣りに行ける環境にできるか」って考える。

田舎に住めばいいのか。どんな仕事だったら定時で帰れるのか。むしろ午前で終わる仕事はあるのか。

もちろんそんな問答は理想論で、実際にはそんなに簡単にはいかないし、家族や子どもがいたら自分1人では決められないこともたくさんある。

でも、よっちさんは、一つ一つの「やりたい」を見逃さず、丁寧に丁寧に、できる環境を整えていった。(釣りしたりテントサウナをしたりサーフィンに行ったり。SNS見てたらめちゃくちゃ人生を謳歌してる。)

その結果、ついには1人だけではできない「やりたい」に繋がっている。その一つが「みんなで廃校を活用して面白いことをやる」ってことなんだと思います。(たぶん)

やりたいを叶えていく方法

見る人が見たら、よっちさんの生活は理想的過ぎて、本当に羨ましくて目眩がしてくるかもしれない。

自分も自分のやりたいことを存分にやれる環境を作りたい!

そう思っても、ここで壁にぶち当たる。

やりたいことをできる環境ってどうやって作るんだろ?
そもそも自分のやりたいことってなんだっけ?

人のためになることがしたい。デザインで食べていきたい。田舎で暮らしたい。カフェを開きたい。やりたくないことはしなくていい生活がいい。

うんうんと頷いてくれる人には申し訳ないんだけど、薄々気づいているように、あなたのやりたいことや、それを実現する方法はきっとすぐには見つからないと思います。ちょっとキツイけど…

でも八雲にいる人たちを見てて思ったのはそれも「楽しんだもん勝ち」なんだなって。よくわかんないけど手を挙げてみたり、ちょっとでも面白そうだったら足を運んでみたり。

やりたいこと探しって、まるでゲームソフトのパッケージを並べて、「どれがいちばん自分が楽しめるソフトなんだろう…?」って悩んでいるみたいなものです。そりゃあ、一個ずつやってみなきゃわかんないよと。

一個一個やってみて、まあ面白いなとか、これは違うなとか、めちゃくちゃ好き!とか。その試行錯誤自体を楽しんじゃってる人たちがたくさんいます。

その人たちと一緒にいると、なんだか自分も楽しくなってきちゃうから不思議です。それがペコレラの素敵なところ。

どんな人に八雲に行ってほしいか

キャンプ、自然、田舎暮らし、スナップエンドウ、軟白ねぎ、北海道、釣り、DIY、廃校、地方創生、移住、酪農、音楽、ライブ、卓球、焚き火、テントサウナ、川遊び、温泉、自炊、テント。

これらのワードに少しでも「おっ?」って感じるものがあったらぜひ行ってみてほしいです。別にやりたいこととか何も見つからなくても、シンプルにペコレラで過ごす時間はめちゃくちゃ楽しいので。

大学生にももちろん行ってみてほしいし、社会人でも土日とか利用して行ってみてください。DIYのスキルなんてなくても大丈夫です。掃除やらなんやらできることはいっぱいあります。なんならDIYできるようになるかも。

行く前はたぶん緊張しますけど、帰る頃には絶対行ってよかったなーってなるはずです。

参加はこちらのページから詳細を確認してください👇

僕もまた絶対ペコレラ行くので、そのときにお会いしましょう!

書いた人:大島直紀
航海士・地域おこし協力隊を経て2年間の日本とヨーロッパをめぐる旅に出る。各地でカフェを100軒以上訪れて、その奥深さに感動。帰国後は旅しながらコーヒーを仕事にしたいと考え、2021年2月に「旅するカフェ nao coffee」を創業。今も個人事業主として奮闘中。猫好き。
Instagram: https://instagram.com/nao.coffee

読んでくださって、本当にありがとうございました。