推し活のあり方、特にお金のかけ方について。正解なんてない、とはいえ…

※本日の記事、面倒くさい系オタクが個人的な悩みをただつぶやきます。ただの個人の価値観で間違ってる可能性もあることをあらかじめご了承ください。


私は今、戸惑っている。

まさか自分が、CDを複数形態買ったり、来たるファンクラブ発足に向けて複数名義入りたいと考えたりする側になるとはね…。

そうです、5月15日にCDデビューを控える、最近もっぱら推しているこの人たちの話。

かっけぇ〜!
嬉しい。めっちゃ嬉しい。
ワクワクに満ち溢れてる、ん…だけど。


"おめでとうございます、デビューシングルあと何周買うのがノルマなんですか?笑"
と冗談っぽく後輩に聞かれた時、浮かれる自分の心にモヤっとしたものが走った。

"もちろんめっちゃ買いたいけど、そうやってすべて定量化することで、自分の気持ちを見失うようなことがあったら、嫌なんだよなあ。"
ふと口をついて答えてしまった、
多分これが私の本音。


コレクション癖もなく、雑誌やCDも上手く飾れない私。音楽や映像から得られる感動が、何枚も買ったところで何倍にもならないじゃん。…ちょっと前ならそう考えるだろう。
じゃあ自分はどんな気持ちを得るためにお金を払いたいと思っているの?負けず嫌いの性格ゆえに、競争心とかマウントとか、焦燥感とか、本質的でない気持ちが入ってしまっていない?初めての経験すぎて、そんなことがなんだか漠然と怖い。あーもう私今まで本当自己満限界オタクでしかなかったんだな。
同じ悩みの人、いらっしゃったりしませんか?

そんな風に悩んで、先週の出張中先輩に思いをぶつけてみました。"まったく、めんどくさいオタクだ"、と特段オタクでもなんでもないその先輩は笑って言った。

"あなたは、推し活と言いつつ自分を常に真ん中に置いてるんでしょ、そのスタンスは変えなくていいんじゃない。でも、今回デビューによって思いを購入という形で表現できる喜びもあるはず。その気持ちを言葉にしてみたら。"

ほう…
なるほど…!

でついでにその気持ちについても一緒に考えてもらったので(優しい)、発表します。


1.ご祝儀として

よくご祝儀買いとかいいますもんね。
おめでとう!頑張ってね!のお祝いと応援の気持ちを購入という行動に変える。

Aぇの場合だと、デビューというタイミングに現役ファンとして立ち会えたことがエキサイティングだったし(NiziU以来)、1年間それまでの道のりを見ていたこともあって、余計にたがが外れたように買わせろ!!ってなっている気がする。しかし仕方ない、お祝いなので。

2.フィードバックとして

あなたたちを好きだよ、関心があるよ、という意思表示のための購買。たしかにどれだけ思いをnoteに書き連ねても、自担の好きなブランドの服を着てもそれは自己満足の範囲で、推したち本人には何一つ伝わらない。

実際に自分の言葉が届くことはなくても、一人一人の行動で興味関心の量を伝えることはできる。そしたら運営自体のPDCAも捗りますよね。サービスの企画側である自分の立場で考えるとよくわかる。マイナスの言葉は目立つしどうしてもそこばっか気になるのよ。でもそんな時、良いフィードバックもたくさんあることがどんなに嬉しいか。

今私が伝えられてるとしたら、ファンクラブ入会とコンサート応募、雑誌購入、FILAのコラボT購入、YouTubeの再生と最近始めたXの#Aぇハッシュタグくらいか。意外と少ない。今年は番組に手紙出すとかそういうこともやりたいなあ。

とはいえ、業務の経験上たくさん購買してない人=良いお客様じゃない、わけではないのが難しい。そもそも使えるお金が少ない学生さんとかがえいっと1回払ってくれた購入はめちゃくちゃ尊いじゃないですか。(もちろんたくさん購入してくれるのがありがたいんですけど)


3.継続/発展への願いとして

1や2とも近いんだけど、それよりもちょっと切羽詰まった気持ちというか。
デビューというわかりやすい結果を掴んだ彼らだけど、これまで以上に常に結果を求められるわけで。ジュニアというくくりでなくAぇというコンテンツ単位で収支が明らかになるわけなので、売れないときっと次もないのよね。
そんなわかりやすすぎる産業構造の中で、自分の愛するグループが存在し続けてほしい、もっともっと予算をかけていろんな挑戦をしてほしいと思うのは当然っちゃ当然か。ランキングとかも気になるようになるのかな…。しかし1人のロイヤルユーザーも大事だけど、広く浅く人気が出はことも継続発展の鍵になるから、布教こそ重要…?!

とはいえ、と最後に先輩は加えた。
"自分のおかげで推しがやっていけている、まで思うほどになるのは個人的に外から見てあまり良いメンタリティとは思えないな"。
気をつけますっ…!



以上、自分を納得させてみても、結局どれくらいがいいのかという結論は当たり前だけど出ない。お金だけじゃなくて、時間も。全てのコンテンツリアルタイムでは見れないし、ツアー全部回れるわけでもないし。それができたら理想だけど、できないからといって好きの量が足りないかっていったらそうではない。

結局ずっと当然のことを繰り返してるのだけれど、これからも無理をせず自分も人のことも傷つけない推し方ができるといいなあと思っています。新規も古参も、アリーナもスタンドも、何が偉いとか偉くないとかないから、みんなでたくさん公式に愛を伝えていこう!
(そう、適切に公式にお金が落ちるように、著作権や肖像権を大事に、清く正しく美しくあることはとても大事だね)

はい可愛い〜
はい好き〜〜



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