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小さな幸せを大きく感じてみる

のっぺりとした、変わり映えのない日常。

その日常の中で自分が好きなタイミングがいくつか。
冷えた身体で温かいお風呂に浸かった瞬間とか、
ふと自分の家の居心地が好きだなぁと思える瞬間とか、
コーヒーのいい香りが立ち込めてきた瞬間とか、
チビ猫が膝の上に乗ってきた瞬間とか。

それはそれはいっぱい、数えきれないほどあるのです。
全部小さくて、注意していなければ危うく見逃してしまう、
すぐに通り過ぎて行ってしまう脆いものなのですが、
そんな小さいものでも、
虫眼鏡で拡大するように大きく感じていかなくては毎日がつまらなく、
いや、つらくなると思います。

「そんな悠長なこと言っていられるか!」
とやるべきことに追われた自分に突っ込まれそうですが、
それでも頑なに小さな幸せを大きく、余韻たっぷりに感じたいです。

うまくいかないことに目を向け出したら、
私の人生なんてうまくいかないことだらけです。

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