知らんがな!って思う原因は伝え方にあるのかもしれない[書籍出版まで③]
さてさて、お久しぶりの[書籍出版まで]です。
昨年秋ごろにはいろいろなところで「書籍!書籍!」と言っていた私。
しかし私が書かねば書籍はできない。
そして私は書けてない。
=私の書籍は刊行されない。
ということで2023年です。
今年こそは!
・・・・・
今に始まったことではないのですが、自分が書いた文章を読み返すたびに思うことがあります。それは、
「知らんがな」
、、、です。
誰かに聞かれたわけでもなく、自分が書きたいことをただただ書いているわけなのですが、一歩主観の外に出てその文章を読んでみると「知らんがな」の連発なのです。「知らんがな」じゃなくても、例えば「それがどうしたん?」でもいいのですが・・・。
”自己満足”にはなりたくないと常々思ってきました。独りよがりな文章は書きたくない、と。なのに自分が書いた文章を読み直してみると独りよがりで自己満足な気がしてくる。「本当にこれを楽しんでくださる人はこの地球上にいるのか?」と頭の中がクエスチョンマークでいっぱいになります。
キーボードを打つ指が速く動き、鼻息荒く「ノってるかも!」と書く作業を進めても、出来上がってふと冷静な心持ちで読んでみると「これ、誰が興味あるの?」と、絵文字でいう目が点で口がない、きょとんとしたあの表情になってしまう。その繰り返し。
よくよく考えてみると、”表現”や”伝える”ということの発端は独りよがりな代物ばかりなのかもしれません。
伝えたいという意思は傲慢な欲望だとも言えそう。
「わかってほしい」
「知ってほしい」
「理解してほしい」
「認めてほしい」
それを「他者のためを思って」なんて言い換えたりもする。
そう考え始めると、私は今やっていること全てを投げ出したくなっちゃいます。
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先日とある取材を受けました。
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