出会うことっていいことだ
ひとり遊びが上手なまま大人になった私は、それこそ1年ちょっと前まで”友達”という存在の重要性をそこまで感じていなかった。
人が嫌いとか、そういうことではない。むしろ人は好き。必要最低限の社交性は持ち合わせているつもり。緊張しいだけどそこまで人見知りではないとも思っている。(という思いとは裏腹に「人見知りだね」と言われることはあるけど!)だからと言って「友達が必要だ!」とはならなかった。だってひとりで大丈夫。ひとりで満たされてしまうのだ。悩み事も誰かに打ち明けて解決するタイプではない。ひとりで考えてひとりで決めてひとりで行動するのが幼い頃からの私だ。楽しいことも誰かとするよりひとりのことが多かった。ひとりの遠出やひとりの映画館も大好きだった。
今までの人生で出会ってきた人々は疎遠になってしまったり、物理的な距離ができてしまったりで中々日常的に会ったり、話したりできていない。大好きな人々でも、今はタイミングじゃないような気がして一旦その関係をお休みしているなんてこともある。
そんなわけでちょっと前まで私の日常生活には、”友達と遊ぶ”ということがほとんどなかった。それで何不自由なく、楽しい毎日だったのだ。今の夫と一緒に暮らしていたということも大きいかもしれない。他に誰かが必要だとはあまり思っていなかった。
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そんな私にも昨年たくさんの素晴らしい出会いがあり、”友達とのお付き合い”というものが久しぶりに私の生活に帰ってきた。
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