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BUMP OF CHIKEN メモ2

知人が何人か見てくれているようで、よくlineが来るようになりました。嬉しい気持ちと恥ずかしい気持ちが入り混じっています。自己満足で記録に残してるだけなのでこれからも続けますが。隠れBUMP好きの人も数名発見できて良かったです。

R.I.P.

同じもの見られたら それだけでいい
同じ気持ちじゃなくても それだけでいい
変わっていくのなら 全て見ておきたい
居なくなるのなら 居たことを知りたい

R.I.P.(2010)より

あとで書きます。


ゼロ

約束はしないままでいたいよ
その瞬間に最後が訪れるようで
ここだよって 教わった名前
何度でも呼ぶよ
最後が来ないように

ゼロ(2014)より

僕の葬儀の時はこれを流してください。お願いします。

FF零式の主題歌として書き上げられた本曲。FF好きな僕はもちろん発売日に買って、3日で2週目のエンディングまで辿り着きました。この作品は2週目からが本番です。さて、ゲームの舞台であるオリエンスでは、「死の忘却」という設定が与えられており、亡くなった人の記憶が抹消されるシステムになっています。ひとたび亡くなってしまえば、誰にも思い出してもらえなくなる悲しい世界ですが、作中に登場するクリスタル(謎のスゲー石)による慈悲によるものだという設定だった気がします。

超割愛しますが、主人公を筆頭に12名の強者で構成されたクラス0(ゼロ)は、ラスボスとの戦いで瀕死になり、教室に戻ったのち共に亡くなります。亡くなる前に「死ぬのが怖い」と口々に叫ぶクラス0のメンバーですが、メンバーの1人(エース)がゼロの歌詞「迷子の足音消えた」を口ずさみ始めます。ちなみに余談ですが、ゲームの制作陣がBUMPから送られてきたゼロに痛く感動し、エンディングの映像そのものを作り直すという暴挙に出たというエピソードがあります。

ゲームをプレイして、エンディングを見てからのこの曲は刺さりまくります。前半と後半で一部だけ歌詞が違うところがあるのですが、ストーリーに準拠していてエモくなります。


時空かくれんぼ

隠れた方が叫ぶ、
「もういいかい」何度目の事
探す方はお馴染み
「まぁだだよ」
「なぁ、お前さ、」
「二択問題なんだぜ」
「時間制限あるんだぜ」
「そんなの解ってるよ」
胸を張って 怖れないで
叫びたいよ

時空かくれんぼ(2007)より

※歌詞の意味はちょっと分からないです。

その特徴は、なんと言っても「静」と「動」の切り替えと、自由な音遊び。曲全体を通して、あたかも音を手玉に取るかのような、想像もしない方向からのリズムや音の引き出しで溢れている。

冒頭のtuttiを終えて引き伸ばされるギターのアルペジオと、1、4拍目にふわっと乗ってくるキーボード。穏やかな入りかと思った矢先、強拍で入らないボーカル、6/8拍子の中に埋め込まれる2拍3連/シンコペーション、裏拍を引っ掻く金物、Aメロ後半から少しずつ動きを見せるベース、様々な角度から、少しずつ動の片鱗が見え始めてくる。

そしてサビへ。6拍全てに命が吹き込まれるかのような力強いサウンド。歪んだギターとベースが1、4拍目にグッと踏み込む箇所が大好きです。ちなみに、ここからの2番Aメロが1番好きです。1番よりも動きも音の種類も増して、まるで音の玉手箱のよう。絶対に演奏はしたくないです。そしてよりゆったりとしたグルーブになった2番サビ。おかげで後のCメロが引き立ちますね。Cメロが1番好きなのですが、あえて多くは語りません。超好きです。


歩く幽霊

もう一度呼んで叫ぶよ
もう一度誰かに呼ばれたよ
耳塞いでも解るよ
ここにいるよって はっきりと

歩く幽霊(2011)より

いぇーいぇーいぇーいぇーいぇー

アップテンポな曲調と、どこか寂しい歌詞。随所でワウワウしたギターと重ねられたコーラス。イケイケの曲なのに、盛り上げを力技でゴリ押ししないところが好きです。特にポルタメントで最高潮まで持っていくコーラス隊が至高(歌詞:「追わなかったあの日が追いかけてくる」の部分)。

あと、ラスサビ直前のD♭→E♭→E→G♭(歌詞:「脆弱なハート」の部分)がカッコ良すぎる。変な角度から内臓を持ち上げられた時、こういう気分になりますよね(?)。


supernova

熱が出たりすると 気づくんだ
僕には体があるってこと
鼻が詰まったりすると 解るんだ
今まで呼吸をしていたってこと

supernova(2005)より

この曲が聞きたくなるのはどんな時って?それはもちろん鼻が詰まっている時です。

君の存在だって いつでも思い出せるけど
本当に欲しいのは 思い出じゃない今なんだ

supernova(2005)より

あとで書きます。


pinkie

約束は誰かと作るもので
誰かが頑張り屋で
追い付けなくて離れて
自分だけがまだ持ってる
明日に望まなくなったのは
今日がその答えだから
諦めて全部受け入れて
でもはじっこに隠して持ってる

pinkie(2010)より

重めのストリングスから始まって、優しく力強く入るボーカル、Aメロからは上澄みで妖精が踊るかのようなピアノのペダルノート、後ろでトコトコと繰り返される打音が心地良い。サビ終わりのピチカートを契機に、2番Aメロからはバンドサウンドの片鱗が姿を見せ始める。そして2番サビからは清々しいほどの音変わり。その後はクラシカルサウンドとバンドサウンドの2種の音が時に離れ、時に混ざり合いながら、クライマックスへ向かっていく。どストライクです。

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